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■□ 日常生活の恥ずかしい英語表現に注意しましょう!
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 【おかしな英語】
  ×× He is an interesting person. ××
     (彼は、おもしろい人です)


 【通じる英語】
  ○○ He is a funny person.   ○○
  ○○ He is great fun.   ○○

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 日本語の「おもしろい」は、人物でも、スポーツ中継でも、落語でも、ミステリー作品でも、社会派映画にも用いることができます。


 しかし、英語は、amusing, entertaining, funny, interesting などを使い分けなければなりません。スポーツ中継なら、exciting、スポーツを行ったときなどは enjoy で表現すべきかもしれません。


 さて、この日本文は「愉快な人」「付き合うと楽しい人」という意味なら、fun, funny で表現すべきでしょう。interesting には「おもしろい」の意味がありますが、「興味をそそられる人」「興味深い人」と〝強く関心をひく人物〟の意味になってしまうからです。


 ところで、日本人の英語は、fun, interesting の用い方をよく間違うようです。
 × He is a great fun.
 ○ He is great fun.

 fun と fan(〝スポーツなどの〟ファン、サポーター)を混同しているために生じているミスです。


 Interesting については、日本人はつぎのような奇妙な英語表現をします。
 I'm very interesting.
 (私は大変、関心をもっています)

おもしろい?


残念ながら、この英語表現はそいういう意味になりません。〝私は、人間にとっても興味深い人物である〟という意味になってしまうのです。正しい英語表現は、
 I'm very interested in ~.
 (私は、~に非常に興味をもっている)
となります。



《重要な関連表現》
That's an interesting problem.
(それは興味深い問題です)


I have no interest in politics.
I am not interested in politics at all.
(私は政治に全く興味がありません)