1年近くも更新していないのに、私のブログがまだアメーバに残ってました!しかも過去に一度も返事を書いたことが無いというのに、読者の方から、沢山のコメントを頂いてました!本当にありがとうございます。これこそが日本という国の本当に凄いところの一つかも?(笑)



冗談はさておき、私はこの1年間遊んでいたわけではありません。もちろんどっかのマイケルみたいに、死んじゃったわけでもありませんよ!(笑) 約1年の間、本当にいろいろなことをやっていました。はっきり言って、ブログのネタには事欠きませんでした。しかし習慣化していない日記というものは、一度サボり癖が付いてしまうと、なかなか復帰が難しいものです。(^^;



今回、ブログ復帰を思い出させてくれた最大の出来事は、ある人物との会談でした。その人物とは、某大企業の役員です。私はもともと、テレビタレントの仕事は偶然スタートした副業であって、今もカリフォルニア州弁護士の資格を維持していますし、いくつかの中小企業のオーナーや役員でもあったりします。先日、それらの仕事の関係で、某大企業の役員と会談を行いました。



その時の感想をここでハッキリ言うと、「あなた、アタマ悪いんじゃないですか?」というものです!(笑) 私の言うアタマがいい(悪い)というのは、若いころに成績が良かったとか、偏差値の高い大学を出ているとか、そんなデータや過去の栄光で計れるものではなくて、商談中に重要な論点には目もくれず、枝葉末節の話にばかりこだわって、大事な話が進まなくなるようなタイプの人です。



20年くらい前にも日本の大企業と仕事をした経験がありますが、その当時常に私を悩ませたのは、そもそも会社の役員とは「決断に責任を負う立場」であるはずなのに、その役員たちは、いかに責任を逃れるかということばかりを考えていて、なかなか決断を下さないのです。結果的にそのせいでいくつかのビジネスチャンスを逃しましたが、その大企業は担当役員の責任を問いませんでした。



今回のタイトル、「日本という国の本当に凄いところ!」というのは、日本ではそのような優柔不断で無能な人物(あくまでも私見ですよ!)が、大企業の役員になれること。さらに、そんな人物が役員なのに、日本の大企業の大半は引き続き世界的な大企業であり続けられるということです。




実は最近、その驚きを親しい友人に話したのですが、彼はアッサリこう言いました。「ケントさん、それを言うなら日本の大企業よりも、日本という国の方がずっと凄いですよ!」と…(笑)



さて、総選挙が終わりましたね。私には日本での投票権がありませんし、特に何党を支持しているということもありませんが、政権交代によって日本を支えてきた官僚システムが揺らぐのだとしたら、そこには一抹の不安を感じます。某省庁と水面下で話を進めている仕事もありますし…。(^^;