以前、東京ガスの“My Life My Gas”というキャッチコピーに、家族で大笑いしてしまった話を紹介しましたが、もう一つ、いつまで経っても忘れられないものがあります。それはカネボウの宣伝です。これはもっと知的な意味で気になりました。

カネボウは以前、“For Beautiful Human Life” というコピーを盛んに使っていました。しかし“Human Life” とは、「人命」という意味の科学用語です。全くロマンのかけらもない、生物学の教科書に出る用語なのです。

そんなものがbeautifulである可能性はありません。ただ単に存在するかどうかだけです。  

日本の宣伝業界はやたらと「人生」をテーマに、「For ~ Life」とか、「My ~ Life」などと英訳しますが、全くおかしな英語です。今後、そんなコピーは一切やめて下さい。

詳しい対処法は、私へご相談ください。もっともっと素晴らしいコピーを考えてあげます!ただし、有料になります!(笑)