法規の問題で、正誤を判断するときに、法令集を引いて、探したい数字や語彙、文が直接的に書いていない場合があります。なので、条文の内容や構成を把握し、それを踏まえた上で、ならばこうだな。というジャッジをしなくてはいけない。いくら法令集を引いても答えは出てこないタイプかと思います。

 

次がその実例です。

 

平成24年

「建築物を新築する場合、高さが60mを超える建築物で、荷重及び外力によって建築物の各部分に連続的に生ずる力及び変形を把握すること等の所定の基準に従った構造計算を行ったものは、構造計算適合性判定の対象となる。」

 

高さが60mを超える建築物(超高層)に構造計算適合性判定は必要ない。とは書いていませんよね。第6条の3に一号(超高層)が抜けているのは分かるけど、どっか別の条文で付加されてやしないかと、疑ってしまいます。

 

みんなが出来ないものは、無理してマスターしなくていいかな〜なんて思ったりもしますが、上記の問題であれば、出来なくてはいけなそうですね。