構造の問題です。次の2つは類似問題です。(合格物語より)
平成12年
「擁壁に作用する土圧は、背面土の内部摩擦角から求めた主働土圧係数を用いて計算する」(正)
平成24年
「擁壁の設計に用いる土圧は、一般に、静止土圧とし、必要に応じて地震動を考慮した土圧についても検討する。」(誤)
平成24年の方は、ぼんやりしてると、いかにもひっかかりそう!です。「必要に応じて地震動を考慮」だって。出題者も、しきりに「本当らしさ」を演出してきますよね〜 あーこわ。
参考)
一般に、土圧の大小関係は、受働土圧>静止土圧>主働土圧 です。
主働土圧のイメージ
→「擁壁の内側に囲われて存在する土」
→「土から見て、自分が擁壁を外に追いやって、自分は緩む」