僕は、大学を卒業してから、いわゆるITベンチャーの部類に属する企業に就職した。
そこでは、技術部門のスタッフとして、約4年半勤めた。
当時は、辛くて辛くて、毎日、「会社に行きたくない」と思って仕事をしていた。
夜中の12時から打ち合わせなんてザラ。
朝は、社長が作った社則みたいなものを、全員で復唱する宗教ぶり。
休みの日は、休日出勤か、会社で指示されたビジネススクールに通い、
まともな休みは取れない。
それでも、主任という役職で、少人数だが部下もいた。
部下の中には、フランス人やベトナム人もいて、
国際色豊かなチームだった。
今思えば、会社の経費でビジネススクールに通えるのは、
ありがたいことかもしれません。
いやいや通っていたその時に学んだことも、
ちゃんと活かせていると感じるからです。
その時の自分自身が、「仕事ができる人であったか?」
というのは、自分でも分りません。
あなたにとって、「仕事ができる人」とは、どんな人でしょうか?
どんな人であれ、社会に出て働いている方は、
上司や先輩など、「この人仕事できるな~」と感じたことがあるのではないでしょうか。
では、何をもって、「仕事ができる」ということになるのでしょうか。
それを明確に言葉にすることは、意外と難しいのではないでしょうか。
たとえば、ミスをしない、頼んだことを素早く処理する、営業成績が良い、などなど、
置かれている立場によって、それは、それぞれ異なると思います。
たとえば「生産性」です。
同じ時間でどれだけの成果を出すか。
ある仕事をするのに、Aさんは4時間かかるところを、
Bさんは1時間で終わらせた。
など、「スピード」にかかわる部分です。
誰かに仕事を頼まれて、それを完成させたときに、
「え!?もうできたの? 仕事早いねー!」と言われたら
それは仕事がでいることにつながっていると思います。
もちろん、その「精度」も大切なことですが。
仕事の速さや精度など、結果を出すことももちろん大事なことですが、
それよりも大事なことは、
「認められているか?」ということだと思います。
具体的な仕事のやり方はちょっと置いておいて、
誰かに認められると、その人からは「仕事ができる人」と思われるのではないでしょうか。
言い換えれば、あなたが「仕事ができる人」と思っている人のことを、
あなたは、「認めている」ということになると思います。
ということは、「仕事ができるようになりたい」ということは、
周りの人たちを「認めさせれば良い」ということになります。
つまりは、一緒に働いている仲間や上司、後輩など、
そういった人たちに認められている人こそが、
「仕事ができる人」なんだと思います。
