アートとワインの融合”PONT DES ARTS”.
仕掛けたのはこの二人。
どうしているかな…と思っていたら元気な姿を見せてくれました。
ワイン担当のチボー・ポンタリエ氏(右)
アート担当のアルチュール・ド・ヴィルパン氏。
PONT DES ARTSの第一歩は中国に生まれ後にフランスに帰化したアーティスト ザオ・ウーキー。
PONT DES ARTSはセーヌ川にかかる橋。
その名もアートの橋。
香港ベースの二人が
東西の融合、ワインとアートの架け橋というコンセプトで手がけました。
アルチュールのArとポンタリエのPont(フランス語でポンは橋の意味)という二人の
名前のjeu de mots (言葉遊び)も含みます。
二作目は中国人アーティストのユイ・ミンジュン。
現代アート部門のオークションで高額落札されるアーティストの常連。
そして今回のお披露目、
三作目はスペインを代表する画家
ミケル・バルセロ。
秋にはシャンパーニュもリリース。
大好きで実力ある作り手さんが手がけました。
レセプションのスピーチでチボーは
次のように話してくれました。
「良いワインはpleasure.偉大なワインはemotionである。と子供の頃から3月に亡くなった父に言われて育ちました。今夜はここにいる全員が同じemotionを分かち合って欲しい。」
アート担当のアルチュールは「ミケル・バルセロとは家族ぐるみの付き合いだったので、彼の作品一つ一つをワインを通して多くの人に伝えたかった。」とコメント。
今回はブルゴーニュ主体のコレクション。
会場にはアルチュールと親しいデザイナーのエマニュエル・ウンガロ氏が所有するオリーブ畑のオリーブ油とザオ・ウーキーのラベルも。
「今夜はPONT DES ARTSのワインを通して
フランスの旅をお楽しみ下さい。」とチボー。
美しい夜景を楽しみながら香港ならではのレセプション。
出席されている皆さんも良い方々ばかりで
嬉しい出会いがありました。
ミケル・バルセロシリーズをはじめ
PONT DES ARTSの日本の新しいパートナーは
6月からピーロートジャパンになります。
お亡くなりになられたポール・ポンタリエ氏もきっと天国から二人を応援されいるはず。
心のなかでそっと献杯をしました。
PONT DES ARTS
ミケル・バルセロシリーズのワインと作品タイトル。
Bordeaux Sauvignon Blanc 2013
「Gran Rebozo 2001」
Bourgogne Vosne-Romanée aux Réas 2012
「Quatre Coins Jaunes 2013」
Bourgogne Chambolle-Musigny 2011
「La Grotte 2002」
Bourgogne Gevrey-Chambertin 2013
「Figes Flor 2010」
Bourgogne ”Réserve Spéciale"
Nuits-Saint-Georges 2013
「Eight Poles 1987」
Bourgogne Meursault 2013
「In Extremis IV 1994」
Bordeaux Saint-Emilion Grand Cru 2012
「La Suerte de Matar 1990」