先月、京都行きの新幹線で読んだ本。
伝説の画商と称された
故ハインツ・ベルグラン氏の著書
「最高の顧客は私自身」
ある出来事がきっかけで
ベルグラン氏を追いかけてみたくなり
絶版になった本を探すこと2か月半。
探せなかったら原書かな…と諦めかけていた矢先に見付けました。
著書の他にも
いろいろ探してみたら
名だたる媒体が記事にしていました。
アメリカのNY Times,
イギリスのThe Guardian,
フランスのLe Figaro.
同じ人物の死亡記事。
それぞれの記者が
活字にしていました。
私が迷わず軍配を上げたのは
NY Timesの記者。
ベルグラン氏の生前の様子、
氏の自身のコレクション作品に
まつわるエピソードが興味深かった。
記者と取材相手。
自身も新聞に記事を書いていた
ベルグラン氏。
生前、この記者とどのように
向き合ったのだろうか…
仕事であっても
仕事であるからこそ
上辺だけの付き合いではなく
相手に寄り添うことの大切さを
教えてくれた記事。
そして
あっという間に読み終えた本は
付箋だらけになりました。
読書は心を豊かにしてくれます。
そして
本に限らず、質の高い文章は
人生を豊かにしてくれるものだと
信じています。
今夜だけは何もかも忘れて
ゆっくりと…
iPhoneからの投稿