第3回です。
出産後1年3ヶ月の1月、全く未経験の不動産の経理という仕事に就きました。
聞いていた通り、ママさんが多く、中でもシングルマザーが活躍している職場で、
とても安心して働けました。
育児や仕事のこと、なんでも相談できる先輩がたくさんできました。
勤務時間は朝9時から16時半まで。
子育てママにはベストな労働条件がそろっていました。
通勤に約1時間弱かかるので、朝8時前に息子を隣の駅の保育園まで預けにいって、
17時半には迎えに行くというスタイルが確立されました。
それより遅いお迎えだと、やっぱり最後のほうになってしまったりするのです。
最初は予想以上に大変でした。やっと離乳食が完了した時期です。
朝は号泣され、後ろ髪ひかれる思いで、保育園を後にします。
そこは認可保育園でしたが、先生方が若く、とてもよくしてくださったのですが、園庭がなかったのです。
それから、認可保育園ということもあり、ビルの1階。
近所の区立保育園の広い園庭を見て、転園させることを決意しました。
しかし!ただでさえ、混みまくってる区立保育園。その保育園は競争率2倍。
ママ友たちから情報収集をした結果、基本は、
- 正社員
- フルタイム(9時~17時)
- 共働き
などの条件があって、それをクリアしていないと難しいとのコト。
そこで、会社に掛け合って、提出書類を30分多く書いてもらい、9時~17時に。
あとは、第2第3希望の保育園もしっかり下見して、ご丁寧に区役所まで手持ちしました。
その結果か?見事決定!
せっかくお友達ができたのに、さみしかっただろうけど、
園庭のひろ~~~い、緑に囲まれた区立保育園に入ることができました。
※転園を考えられている方は、頻繁に役所のwebをチェックすると空きがあったりします。4月からの転園を希望される場合は、しっかり下見をすることと、書類には懇願するような(笑)コメントを書きましょう。しっかり保険をかけておくこともお忘れなく。
仕事も育児も順調に進んでいました。
しかし。
なんか物足りないのです。
いわれた仕事をこなすだけ。
アタマは殆どつかわずに、黙々と書かれた数字を打ち込むだけ。
仕事ってこんなんだっけ?
おしゃべりやおやつは楽しいけど、本当の楽しさってこれだっけ?
疑問を持ってしまったのです。
そこからは本を読み漁りだしました。
サイバーエージェントの藤田社長、ライブドア堀江氏、GMO熊谷氏、ハーシー橋本氏、などなど、
起業家といわれる人たちがどんな風に生きてきたのか、
どんな風に仕事をしてきたのか、突然興味を持ってしまったのです・・・。
そこで、毎週のように読んでいた日経アソシエにのっていたT社のT社長(当時妊娠7ヶ月)の記事に出会いました。
これからは女性の労働力が必要とされる時代。
仕事も育児も両立できる。
これだ!と思った私はスグにwebをチェック。
本当にその勢いで履歴書と職務経歴書、必要レポートなどを書き、メールで送りました。
そこから、私の転職活動がスタートしました。
1月に就職してわずか6ヶ月のことでした・・・。