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世界中「ヨーロッパを中心」の犬を求めて、夢見る真のスーパードックとの出逢いと、育成に、人生の半分を注ぐ我が儘男の生きざまblog

連日、クマ、クマ、と大騒ぎのメディア、そりゃクマ生息地、特に山に入ればクマはいるでしょ?

襲われる人間って、クマがいないと思い入山してるんですか?

それとも、他人事と思い入山してるんですかね?

今遠征、今日迄に歩いた距離70km、クマの姿を捉えた数、大小合わせて7匹、内、小熊3匹、成獣4匹、内訳ヒグマ2匹、ツキノワグマ5匹、全てアタックして来る事はなく、皆んな逃げました。

猟犬とは違うので、犬をリリースして追わせる真似は一切せず、あくまで、ロングリードの範囲内だけとしての活動です。



なぜ、私は、襲われないのか?

ヒグマ密集地の渓流沿いを数kと2時間近くを掛けて歩いてますが、全く襲われる事もなく、襲われる気もしません。


森の中歩く事10k、朝6:00〜12時、2ラウンドに分けたり、3ラウンドに分けたりしながら、時に場所を変え、理由は痕跡からルートを探り、臭気を追及させたりする為、

それだけ遭遇率を高めても、出会わない、鉢合わさないのはなぜか?


次は、午後から、3時半を目処にラウンド開始、おおよそ6:30〜7:00頃までラウンド。

⬆️30分前にいた、と、近くの資材置き場で働く方から聞き、急行、1時間程歩いてみるが出て来ない😓

なぜ、これほどまでに遭遇しないのか?

見事に出て来ません。




マツタケを採りに入山した者が、ヤラれるのはなぜか?


私はなぜヤラれないのか?

答えは➡️護畜系シープドッグを連れているから

です😉

🐻クマという生き物は、非常に利口です。
トラやライオン、また、ジャガーやヒョウ等の捕食動物と違い、無駄な戦いを好んでしません。
たまに、シカを襲っている映像がネットの世界で流れてはいますが、あれは、よほどの空腹状態である、かつ、至近距離にいる、逃げるモノを追う、習性から、と推察出来ます。その上で、襲う捕食するのは自分より弱い生き物だけ、と言うのが実態です。
簡単に言うと、得体の知れない生き物、それが自分より大きく見える生き物は避け、遠目から観察するのが常です。

人間に関しては、どこかしこで目にする生き物です。
見慣れないうちは避けて通り、見慣れると避ける事をしなくなる傾向が強い生き物で有ると専門家は観て捉えていますが、人間を危険な生き物と捉えているクマとそうで無いクマ、肉食を知ったクマは、捕食性を身に付けて行き、それを繰り返し、ハンティングの術をどんどん覚えて行きます。これが、肉の味を知ったらまた襲うと言う成功体験例と言う事でしょうね😓

自然の中で生きて行く為には、クマも進化しながら母クマの影響を受けながら、色んな生きる術を学んで行く、人間がどうこうではなく、視界に、餌を求め彷徨い歩く事がクマの仕事です。その途中に、人間と鉢合う、初めてのクマなら驚き逃げるでしょうが、見慣れているクマなら、当然アタックを試みて来るでしょう
結論から言うと、人間同様、クマも性格の違いや生きる環境で行動も変わり、住む環境で食する物も変わると言う事が、今回の遠征でハッキリと理解出来ました😉

岩手県は、他県に比べ、ツキノワグマが生きる上での食糧事情が非常に良い⬇️栗が豊作🌰


これだけ栗が豊作だと付近のクマは離れずに居着きとなるのは自然の事ですね

こう言う条件の良い場所に生きるクマは、人間を襲う必要が無い訳ですが、無知な人間がウロウロすると攻撃に出て来る防衛行動をとるのも当たり前の事です。

今回も同じくでしたが、クマの密集地、多発地帯と、危険を告知する看板があっちこっちに立てられているにも関わらず、🛎️鈴だけで歩いている人、何人もいました。

林道とは言え、せめてクマ避けスプレーぐらい携帯しましょうよ。と、思うのですが、危機感があるようで無いんでしょうね😓

特に、年配の方々にその傾向が強い、えっ、ここを歩く?という様な人を何人も見かけました。

こう言う方々が襲われるんだろうなぁ、と、山菜や山の恵みを採る為に山に入りうろつく、🛎️鈴、小さい熊手を持ち収穫されてますが、わざわざクマの出没地帯でそんな事やる必要有りますかね?

私は無いと思いますけど😓


クマがどうのこうのではなく、人間の意識から考え直さないと、山でクマに襲われるケースは減らない。


ではまた👋👋👋👋👋


遠征報告、まだ続きますよ😅