最近は、好きな犬種どうのこうのと言う前に、自分が住んでいる地域、環境に応じた犬種を選ぶ事の大切さを特に痛感する様になって来ました。
以前は、さほど考える事もなく好きな犬種をひたすら選んで飼って来ましたが、今は、これじゃいけないんだなぁと深く考える様に…
シャルプラニナッツ、本当に素晴らしい性能を持った犬種です。特に対大型獣への対峙スタイル、駆け引き、格闘能力、実に高い能力を有していますので、心強い事は言うまでもない事です。ただし、このシャルプラニナッツに適した土地は、北海道や東北、また長野や北関東の山間部、寒さ厳しい土地柄こそがベストで、都心部に近い、山間部では、今の季節でも太陽が出れば20度25度となりますので、暑さに負けてしまいます。
そうなると本来のポテンシャルは発揮されません。
クマ対策を考えた時、春〜秋、この間は暑さも厳しくなります。その暑さの中、スタミナ切れを起こさず、本来のポテンシャルで動ける犬じゃないと使いモノにならない訳です。そこが犬を使った対獣対策の一番鍵となる部分です。
その他、対クマになると単純に闘犬スタイルでのfightをする犬では負傷も大きくなるのは目に見えて分かります。
それではなく、ヒットアンドアウェイの駆け引きが出来る沈着冷静さを持ち合わせた犬じゃないと困る訳です。
そうなると、大型、超大型のいくら強い土佐を連れて来ても、駆け引きが出来なければヤられて終わるリスクの方が高くなります。
だから、私も土佐はいてもクマ避け対策の候補としては上げないし、使わない訳です。極めつけは、犬の回収が万が一スムーズに出来なかった場合、土佐犬というだけでクマ以上に大騒ぎになる、または、家畜を襲った、飼われている犬を襲う可能性も否定出来ません。
事後の事まで考えた上で、こういう作業はやらなければいけませんので、土佐やピットブルは世間のイメージ含めて総合的に判断し避ける必要が有る訳です。
闇雲に、強そうな犬を扱えば良いってもんじゃなく、あらゆる不足の事態、事後、をも想定して犬を選択しないと、違う問題が発生してしまいます😓
そうした総合論を持ってして犬を使う作業は犬種選択をしなければいけませんので、そう簡単には行きません。
その上で、暑さに強い犬、スタミナがある犬、駆け引きが出来る犬を選択するので、幅広い犬種が沢山いますが、実際に活躍出来る犬種は極一部となるんですね(^^;;
それが、護畜系のシープドッグです。続いてジャーマンシェパードやベルギーシェパード、アメリカンアキタ、等がベストになって来ますが、真夏となるとまたこの条件は大きく変わって来ます。
7月、8月中旬までは、出来れば作業は避けたい。いや、避けるべきですね^^;
関東では6月ですら早朝以外での作業は避けるべきです。
単にペットとして愛玩飼育するにも、環境下に応じた犬種の選択をすれば、余計な浪費も避ける事が出来ます。
暑さに弱い毛量の多い犬を飼い、熱中症対策としてクーラーをフル回転、電気代がバカ高くなる、これが、短毛種の中型犬であれば、日陰扇風機、水浴び、このワンセットで暑い夏を乗り切れますが、大型犬、ダブルコートとなると、冷房は必須です。
なんにせよ、犬を飼う時は、自負自身のライフスタイルをしっかり考えた上で犬種を選ぶ必要があるという事です。
それが利口な人間のやる事でしょうね‼️
ではまた👋👋👋👋