私の初めての、牝ジャーマンシェパード イラ。
幼少期から、才能の塊を見せ、訓練系ジャーマンシェパードの魅力を存分に教えてくれたのがこの子でした。
何をさせても万能、どこに行っても先陣を切って進み、気が付けば、オスteamが皆んな着いて回る始末^^;
目的を持った多頭飼育に絶対欠けてはならないのが、牝、牡犬以上に重要な役割を占めます。
牡犬の争いを軟化させるのも牝、ただしリーダーシップを取れる能力を持った牝に限ります。
牝犬の重要さ、牝犬の存在意義、一つの群れとして考えた時、牝犬がいなければ群れのバランスは崩れる。
⬇️バルド、彼はイラ以外の牝に咬まれると容赦なく返り討ちにしていましたが(それでオヤジに叱られる)唯一イラだけにはやり返さない、逆らわない、完全に尻に引かれる関係でした(^^;;
また、敵対視するロットやドゴとの距離感の中でも、イラが入ると、檻の中から唸る事もしなかった。
イラが亡くなる前の数日、色んな事を想い出し、数々の出来事、想い出が一気に蘇り、不思議な体験すら感じる迄に…
23日、夢で山が燃えるのを見た…
先日のヨーロッパ旅で火事に遭遇、その時の印象が残っていたから夢を見たんだろうな…と思っていたら、今現在山火事が発生している岩手県のニュースがTVで流れるのを見て、23日に見た夢の山火事の映像そのままだった。
今日、イラを火葬した帰り、頭の中から、山火事の映像が放れなかった事も、何だろうなぁ〜と
不思議だ…
イラの死を覚悟はしていた。だけどやっぱり愛犬の死は堪える…
皆んなの母親的存在のイラが死の淵に有る事を感じた時から、想い出と記憶の間に今まで思い出さなかった事迄もが走馬灯の様に蘇る数々、本当に不思議な体験。
イラ、ありがとう。生まれ変わってもまたオヤジの元に帰って来い。幸せな犬生だったと思ってくれたんなら…