犬が過ごす、寝る場所、ハウス内、温度を常に測ってますか?
びっくりするほど、熱中症で犬を死なす人が多いので、基本的な事を書きます。ここ最近、熱中症について記事にしていますが、1人2人じゃ有りません。
4人も5人も、犬が死んでいた。朝見たら死んでる、昨日の夜散歩の時何も無かった。夕方ご飯も綺麗に食べた。などなど…悲しい😢痛たたまれない。
犬自身の体温調節、口です。ハァハァハァ、ヨダレ、これで体温調節してるんです。犬が体温を自身で下げるには、【人間に飼われている犬は】水を飲むしかないんです。快適な温度管理の中で飼われている犬は別ですが、そうでは無い飼育環境で飼われている犬は、自身で水溜まりに身体を浸かる事も出来ない訳です。
野生の獣ならば、水の中に入り暑さを凌ぐ術を知っています。
犬も自由の身で有るならば、水が流れる場所を探し飲む浸かるをするでしょう。
ですが、飼われている犬はそれが出来ない。夕方に入れた水で、ともすれば明る日の朝9時や10時まで新鮮な水を飲む事さえ出来ないんです。
大型犬を飼っている人なら分かります。
夏場でも、冬でも、大型犬が水を飲むと一度でも新鮮さは無くなり、ヨダレ混じりの水になります。
そうすると、綺麗好きな犬は汚れた水を飲まなくなります。
水を飲まない=体温が下げれないという事が発生する訳です。
しかも、犬の体温は人間の体温より約2℃ほど平時高いんです。
気温が35度になる日、炎天下は40度を超えます。
夜になっても、30度に下がらない事も度々あります。
そうなると、犬の体温、体温調整、犬自身が出来ると思いますか?
日中、特にダブルコートの犬は、体温が逃げ難い為、35度という気温の時、犬の体温は屋外では、38度を楽に超えて39度、40度になっているという事になります。
条件が悪ければ、41度を超えている事もあります。
この高い体温が下がらない時間が長くなればなるほど、熱中症の重度になっているという事です。
夜間になっても、記憶が25度、26度を下回らないと、
体温が40度を超えた犬の身体は、通常体温に戻らないという事を意味します。
それでも、何とか明る日に、新鮮な水を飲んだり、シャワー等で体温を下げてやると、重度熱中症からは脱出します。ですが、慢性的な熱中症からは脱していない為、直ぐに重度になる要素を秘めている訳です。
裸犬と言う、短毛種でさえ、熱中症になる時は簡単になります。ただ、ダブルコートの犬よりかは、リスクが低いというだけです。
例え、部屋の中、エアコンを入れていても、26度や28度設定で、おまけにケージの中に入れていれば、心配要りません。100%熱中症になりますから🥵
ケージの中に入れるならば、エアコンの設定温度は最低でも24度以下、ダブルコート犬ならば20度以下です。
この様に、体温ハイを避ける環境作りは、温度管理の徹底、だいたいではなく、体温計を用いて、犬のハウスや寝床の温度が25度には下がっている条件でないと、ダブルコートの犬は100%熱中症になります=死ぬ。
土佐犬の様な短毛種であっても、大型犬ならば熱中症になり、体温ハイになれば死にます。
熱中症で死ぬ犬達は、もがき苦しみ、血液ドロドロになり、循環が壊れ、肝臓、腎臓が壊れ、多臓器損傷で死んで行きます。どれほど苦しみ死んで行くか、今一度、飼い方、管理を見直さないと、犬は簡単に死にます。
このブログを見てくれている方々には、犬を死なせて欲しくない、強くそう願うんです。
一般的な犬の飼い方熱中症対策、情報は溢れてます。
しかし、犬のハウス、寝床等の温度管理を徹底するという事にまで踏み込んで書いている事、ほとんど有りません。
また、私の様に温度計を屈指しながら、老犬、超大型犬はエアコン管理の中、留守にしない、一晩中誰かがいる、屋外飼育の犬達は、日中、ハウス温度が30度を超えない様に、夜間25度以下に下がらない夜はミストシャワーで強制的にハウス内温度を下げる、など、あらゆる努力を徹底しています。
それでも、熱中症の症状を見せる犬がいるんです。
食欲低下、吐く、咳込む、等、当然見落としません。
続くなと思えば、皮下補液、新鮮な水分補給、エアコンの部屋に入れる。
こうして、夏場は乗り切ってるんです。
色んな事をやりながらでも、犬の事は妥協せず、極力暑さ対策は自らやるんです。
犬を知り、知識を持ち、しっかり管理し、環境を作り、犬が快適に暮らせるようにするのは、飼い主の責任です。
小型犬でも、中型犬でも、大型犬でも、犬は自身で自由奔放に、生きては行けない。全ては人間の都合です。
犬は、飼い主の人生を彩ってくれる何物にも変えれない素晴らしい感情を持つ生き物です。
我が子の様に、人間の子供と同じ様に、気配り気遣いをしてあけましょう。
暑さ厳しい時間はまだまだ続きます。
大切な愛犬の命を守るのは飼い主です。
皆さん、今一度見直して下さい🙇