真なるワーキングドッグを求めて | 世界を旅する求犬道人 大真面目だ‼

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世界中「ヨーロッパを中心」の犬を求めて、夢見る真のスーパードックとの出逢いと、育成に、人生の半分を注ぐ我が儘男の生きざまblog

日本では、ワーキングドッグとして実際に働いている犬達はごく一握りです。

思い当たるのは、空港内で働く、麻薬探知、爆発物探知、その他、災害救助、とか、になりますが、身近なところで言うと、実践的なワーキングとして見ると、猟犬が一番ピンっと来ますね^_^


特に、猪を狩る猟犬こそが、日本では、唯一のワーキングドッグと言える部類だと思います。


勿論、麻薬探知も、爆発物探知も、ワーキングドッグとして機能的です。


しかし、敢えて言うと、単純過ぎる^^;

ワーキングドッグの仕事は、単純過ぎたり、簡単過ぎたりでは、物足りないと言うのが私には向かないワーキングドッグです。


この犬種しか出来ない、事こそが、ワーキングドッグの実力で、麻薬探知や爆発探知、災害救助という作業は、ありとあらゆる犬種が対応出来たり適応します。


それは、困難では無いと言う事です。


私の考えるワーキングドッグは、困難と厳しさ、この犬種じゃなければ駄目、ありとあらゆる犬種がこなせる作業内容では駄目、この犬種達じゃなければこなせない、と言うのが私の考え理想とするワーキングドッグです。


決して、麻薬探知や爆発物探知、災害救助犬を否定しているのではなく、高度で、限られた犬種のみが出来得る作業こそが私の理想と言うだけの事です。


私は、欧州の災害救助犬、捜索訓練を受けたポリスドッグ達、またその犬達を訓練している人間側のスキルレベルを知っています。


山梨県道志村で3年前に行方不明になった小倉美咲ちゃん、最近になって骨や遺留品が発見されましたが、行方不明になった当時、警察犬も投入されたにも関わらず、全く発見するに至りませんでした。

なぜでしょうか?優秀な日本の警察犬と言うならば、なぜ見つけ出せなかったのでしょうか?


これが、欧州の災害救助犬、捜索訓練を受けたポリスドッグであったならば、発見されてただろうと私は思っています。


それぐらい、欧州のポリスドッグや災害救助犬のレベルは高く非常に優秀です。何をして、何をすれば良いのかをはっきりと熟知した訓練士が沢山います。

その実力は日本の犬やそのトレーナー達とは全くその訓練スキルが違います。

犬の能力、犬がこなせる事を高い次元で熟知した歴史が長く、犬の能力や犬に対する信頼も、欧州と日本ではあまりにも違います。


犬をモノ扱いとする日本の法律を見ただけでも、欧州との差は歴然です。

高い知能を持つ頼りになる生き物と捉える欧州、物、器物と捉える日本、そりゃ、訓練スキルが違って同然です。


一体何が言いたいのか?と言う事ですが、


山の中で、1人の女の子を見つける事が出来なかった警察犬とそれを引くハンドラー、そのレベルである、と言うのが現実であり、全てと言う事です。


マウンテン捜索、山深い中の捜索は、無知なトレーナー共よく聞け‼︎


行方不明地点を起点にして小学生低学年が動ける範囲を推察すると、行方不明時から1時間〜1時間半以内ならば半径1kと設定し、少なくとも10匹を投入、時計の針を犬とすれば、12時 2時 4時 6時 8時 10時

の方角へそれぞれ投入、残りの4匹は、1.5k地点側から東西南北に行方不明地点に向けて投入、


捜索する人間は、行方不明地点から200メートル以内を四方八方に重点捜索、200メートルは越えない事、なぜか?浮遊臭を追う犬にとって多数の人間が入ると迷う原因になる


マウンテン捜索は、時間との勝負、犬の捜索範囲を荒らさない事が早い捜索への絶対条件です。


こういう事を知らない知恵の無い指導者がいくら犬を入れてもクソの役にも立たない…


そもそも、マウンテン捜索の基本は、10〜20匹を投入しなければならない、その際、犬が迷う大人数の人間捜索は控えなければならないのが鉄則、


小倉美咲ちゃんの時も、この基本的な捜索方法をしていたなら、発見されていただろうと、思います。


要は、警察の判断ミス、親の不注意、大人の不注意が招いた典型的事例です。


犬という生き物、それぞれのワーキング能力、それらの知識の無い人間と知識の有る人間の違いは、雲泥の差という事です。


犬、ワーキングドッグの能力を高く評価している私にとって、ワーキングドッグの持つ能力はとても魅力的です。


特に、近年のクマによる各地の市街地での人身被害、北海道での放牧牛のヒグマによる被害など深刻です。

こうしたクマによる被害に、対応、活躍出来る犬達がいます。


日本の猟犬で言う、吠え立て絡み、ではなく、クマへの直接打撃が出来る犬達、上記動画の犬達です。


クマは非常に頭の良い生き物です。


自然界でのクマの天敵は、狼ですが、残念ながら日本には狼は生息していません。


これがクマの生息域を拡大させている一番の原因です。


ならば、狼に代わる強力な犬で、その役割の10%の仕事をさせる事が出来れば、クマは市街地へと下りて来にくい様になります。


市街地への出没時、ピンポイントで、3匹4匹の犬を当てていく、こうした繰り返しで、市街地へ下りていくと咬まれると言う事を学習させる、例えクマであっても非常に有効的です。


ただし、吠え立て犬レベルでは、駄目ですね

吠え立て犬は、人間が撃つことが容易になる為の作業犬ですから、クマへの打撃は期待出来ません。


やはり、カンガル、アラバイ、ヴォルダゴバ、コーカサスオフチャルカ、シャルプラニナッツ、チベタンマスチフあたりを使わないと、クマも犬を舐めて掛かります。


打たれ強さ、攻撃力を兼ね備えた犬と言う事になれば、やはり、上記した犬達がベストな選択です。


短毛マスチフ種は攻撃力は有っても、打たれ強さという点においては、クマの爪による攻撃からは弱くなります。


毛量がモノを言うという事ですね^^


実なるワーキングドッグ、それが部類と言うだけの犬と、本当に使える真のワーキング性能を有しているか?


私の犬達、私が海外から連れて来る犬達は、真なるワーキング性能を有している、見せかけの、たらればドッグ達とは全てで一線を引きます。


未だ日本に未輸入、未導入の、kangal  malakli  

volkodav、今、リサーチ中です。


世界最強クラスの個体を連れて来る日も、そう遠くは無い😉


Thank you everyone😉