美味すぎたある日の夜の…おでん🍢
酒が進み、会話も弾む、何気ない日常の中に有る特別な日、また食べたいな😊
マリノイの質問が多いので、書いてみます。
真のクレイジードッグ、beljian malinois 欧州では、マリノイと発音します。
私が、思うクレイジードッグは、間違いなくマリノイです^^;
日本人が思い口にするキチガイ、と、外人が口にするクレイジーは、かなり意味合いが違います。
良い意味でも、クレイジーと使いますし、悪い意味でもクレイジーを使いますが、事、マリノイに関して使われるクレイジーは、エキサイティング、ハイポテンシャル、デンジャラス、ハイスピード、これらを高い次元で見せるマリノイは、まさしく真のクレイジードッグです。
与えられる作業をエネルギッシュにこなし、
レベルの高い高難度な要求を難なくこなして行く能力は、もはや人間の想像を越えて行きます。
それが、beljian malinoisと言う犬種です。
そこで、今の私が言えるマリノイを飼うに相応しい人間はどう言う人間なのか?
を、綴って行きます。
結論から言うと、日本人では、beljian malinoisは、『使いこなせない』が、結論です。
散々、日本も、欧州でも見て来ましたが、マリノイを使いこなし、マリノイが躍動の中で、エネルギッシュにエキサイティングに動き、隙の無いレーザービームの如く目標目的を捉え、取り組んで行く姿を見れたのは、欧州と言う国々だけでした。
モンデュオリング、ベルジアンリング、フレンチリング、IGPで活躍する沢山のマリノイを観て来ましたが、そこにいるのは、高難度な競技、高難度なリスクを与えられても臆する事なく意欲満々に動きこなして行く犬の姿でした。
やらされているのではなく、間違いなく犬の意思として動き、そこには、ハイエネルギー、ハイスピード、ハイパワーが存在し、指導手はまるで高性能なマシンを動かすコントローラー的存在としているマリノイの動向は、本当に、このbeljian malinoisを、この様にして使い、次元の高い作業(訓練競技、実戦競技)に向かわせてこそ、マリノイは生きるんだ、と、強く痛感しました。
生後60日にして既にエネルギーに溢れるマリノイは、決して家庭犬レベルとして飼う犬種では無く、また、単なる番犬として飼う犬種でも有りません。
私も単に、訓練性能、運動性能、防衛性能の高さに魅了され飼いたい、そう思って飼い出したマリノイでした。
それから、私は、マリノイと言う犬種のルーツを探す旅に欧州を歩きに歩き回りました。
そして、自分なりにあらゆる訓練に没頭し、欧州各地のリング競技を主とするクラブハウスに出向き、トレーニングに参加させてもらい、一層このbeljian malinoisの能力を知る事になるのですが、それと同時に、私自身が飼いこなせる犬ではない、そう思い出すようになって行きました。
飼う事は出来る、犬だから…しかし、マリノイが幸せになれるかどうか、を基準にして見ると、間違いなく本当の幸せにはなれない、そう思う様になり、そう気づき、繁殖も、新たな血統を入れる事も、止めました。
マリノイ、牝3頭 牡6頭、そして、そこから産まれた子供達を入れると、実に20頭を越えるマリノイを育て、つぶさに観察をして来ました。
残念ながら、本当の意味で、beljian malinoisとして幸せな犬生を過ごした。過ごしている子は、1匹もいないと私は思っています。
私の無知が招いたマリノイの良さを殺す飼い方をしている、今はそう猛省しています。
それほど、このbeljian malinoisと言う犬種は、興味本位だけで飼ってはいけない犬種なんですね^^;
はっきりとしたビジョン、そのビジョン達成に生活スタイルも合わせ、犬と向き合う事に努力と時間を惜しまない人、一犬入魂出来る人、そして、広大な敷地、場所でスケール感の大きいトレーニングが出来る人、そんな場所や環境を手に入れる事が出来る人、時間をかけれる人、それが可能で有ってこそ、このbeljian malinoisは、有意義な犬生を送る事が出来るでしょう
THEシェパード、beljian malinoisは、本当に難しい犬種です。
素人が手を出す犬種では有りません。
これが、私の見解です。