おはようございます。
最近は、犬種別に見る本能と言う生まれながらにして備わっている部分を興味深く、かつ、注意深く観察する事に神経を使っております🤔
特に、旧ユーゴスラビア圏で見られるシープドッグ、旧イリリアンシープドッグ=サルプラニナッツについて、相当の勉強はして来たつもりですが、まだまだ、その本当の性能や本質的な部分は、勉強不足であり、観察数が少ないのが実際です。
⬆サルプラニナッツは係留された不利な状態です。
なぜ?私がシープドッグ、ガード系に執着するのか?と申しますと、本来私は、このシープドッグの持つ護衛本能と言う部分に昔から、幼少期から非常に興味を持っていました。
ただ、日本には、この様な犬はいないし、当時は、この様な犬を見るのも夢のまた夢、そう思っていたので、日本にいる身近で現実味のある犬種へとシフトして行った自分の中では、儚い夢の挫折と言う経緯が有ります。
ですが、40年以上も経ち、旧ユーゴスラビアと言う遠い国の、悲しい歴史を持つ国の、山の守護犬と言われるサルプラニナッツを、実際に連れて来る事が出来る迄になりました。
闘う事たけに興味を持っているのでは有りませんよ(^_^;)
一年を通して、365日、灯りの無い山の中、家畜小屋の外で、一晩中、真冬氷点下10℃、氷点下20℃、時に氷点下30℃を超える中で眠り、護畜し、その過酷な生涯を生きて来た生命力と、家畜を護る為なら、死に至るまで闘い護り抜くと言う、ヒストリーに強い関心と興味がある訳です。
並の犬じゃ真似は出来ないですね
人間とて不可能です。
想像してみて下さい。
ちょっとした田舎の夜道を1人で歩くのも気味が悪いですが、ヒグマや狼が棲息する山岳地帯の屋外で、雨、雪をしのぐだけの屋根の下でその犬生の多くを過ごし家畜敷地を護って来たと言うヒストリーは、多くの犬種でさえ当てはまりません。
ましてや、温暖な国を原産とする犬種では有り得ないほど過酷な生涯を生きている訳です(^_^;)
そんなガード系シープドッグを、代表するサルプラニナッツは、私の中では、夢の犬種で有る訳ですね😊
脈々と受け継がれて来た、血と言う紛れもない強い遺伝子には、そんな過酷なヒストリーが隠されている、
その中で、闘いと言う部分は分かりやすい本能の部分の一つです。
ですが、シープドッグは、娯楽闘犬種では有りません。
闘犬には、闘犬のスタイルや気質が有ります。
シープドッグは同じ闘いと言うカテゴリーの本能は持ち合わせていますが、
どっちが強いと言う闘いではなく、その闘いのスタイルは、狼的と言って良いでしょう
仕留める、息を止める、腹部を裂く、そんなスタイルです。
ただし、それは、相手が家畜や財産を襲う時、または、ひつこく闘いを挑んで来る時だけです。
それ以外は、殆どのシープドッグは闘いを好みません。
ただし、闘いに火が着けば、ちゃんと家畜や財産を護れる強い闘争本能はどんな犬種よりも持ち合わせている事は事実です。
Thank you everyone😉
また、書きたいと思います✋