
Musya体重38k、ガンダム80k over、
犬にも個性や性格がちゃんと有るものです。

私は、立場的に、色んな人、様々な人から、犬に関し、犬について相談を受けたりしますが、
時に、犬をやむえず預かる事も有ります。
理由は、咬む、主人が病気、等、引き取り手がない場合に限りますが、その預かる時の殆どは、状態が酷い、管理の悪さが目立つ犬、誰が見ても、引き取りたくない状態に有る犬、と言う訳です。
それでも、犬の事を思うと、放っておく事が出来ず、知らぬフリをしている様な態度をしていても、常に、気掛かりの状態が私の中で始まります。それは、他人には決して分からない、ましてや犬を連れて来た飼い主には到底理解出来ない私の胸のウチです。
ドゴ♀、私の所に置いたのが昨年の1月、そこから昨日迄、約1年以上、面倒をみてきましたが、連れて来た当初、体重も20キロ前半、ガリガリ、アバラは全てハッキリと浮き出ている状態、かつ、真っ直ぐ立てない、常にとぐろを巻くようにして動かない、血色は悪い、呆れてモノも言えない、心有る人間ならこんな状態になるまで放ってはおけない、心が無いからこんな犬になる、腹が立ちながらも、獣医に連れていき血液検査から始める事に、案の定、ヘモグロビンが少ない、白血球の数値も低い、栄養失調との診断、寒さに、耐えきれる状態じゃない、幸い食に飢えていたので、食い付きは良い、これなら回復させられる、それから、毎日給餌量を徐々に増やしながら、太陽にしっかり当たる工夫、毎日2キロ近い給餌をする事、3ヶ月、
本当に徐々に徐々に体重が増え、25kを超えるのに、4ヶ月近く掛かる始末、生まれてから栄養価の高い餌をもらえていない、山の中の酷い檻の中で育って来た寒さ対策も藁だけ、と言う劣悪な状態で飼われていた事で、栄養を吸収し難い体質に、その理由は、動かない、狭い檻の中で何年も飼われ、与えられる餌は、その辺のホームセンターの安物フードだけ、これじゃまともに育たない、私からしたら虐待そのものの飼い方です。
田舎の爺さんハンターに有る飼い方です。皆がそうだとは言わないですが…
人間の事を信じていない、人間が優しい存在と思っていない、目を見ても人間に期待の目をしていない、名前はサラ、サラ、お前人間嫌いなの?サラ、オッサン嫌いか?サラ、太陽の下で遊びたくないの?
サラ、美味しいか?サラ、太ったね☺️
毎日、少しずつ、話し掛け、触り、ようやく、犬らしくなって来たのが昨年の夏、それから昨日まで、ウチのワンズに混ざりながら、体重も30kを超え、来た時とは全く別犬となり、昨日のpm6時の飛行機にて、帰路に、
犬舎を作った事を確認、帰路許可。
ようやく、私の秘めた胸の内の負担も軽減😔
この1年、気にならない日は無く、太陽を浴びる姿を見る度に、愛しさが積み重なっていき、このまま、うちに置いとくか、と、それこそ毎日毎日、葛藤です😅
だけど、私も、家族も、元からいるウチのワンズが疎かになりかねない、任せた人間からする
1年半はあっという間かもしれない、しかし、預けられた人間にとっては、長い1年です。
犬にもちゃんと性格が有る、人間の子供と変わらない知恵も有る、命有る生き物、寒いも暑いもちゃんと感じる、牢屋生活させるんじゃなく、心有る飼い方をしてやって欲しいと、心からお願いする…
そして、毎日声掛けてやって欲しい…