MALINOIS マリノアの実力 | 世界を旅する求犬道人 大真面目だ‼

世界を旅する求犬道人 大真面目だ‼

世界中「ヨーロッパを中心」の犬を求めて、夢見る真のスーパードックとの出逢いと、育成に、人生の半分を注ぐ我が儘男の生きざまblog



私のブログで機会あるごとにmalinoisと言う犬種の性能を紹介してきましたが、つい先日スイスで訓練所に預けられていたmalinoisが女性を咬み殺す事件が有ったと報じられました。

推測ですが、おそらく犬は、片袖を咬んでいる乗りになっていたのだと推察します。
真夏なら半袖シャツなので、犬にも生身だと分かりやすいのですが、この時期のスイスでは厚手のジャンバーを着用されていたと思うので、犬も咬みやすく、テンションの高い個体はよく腕を咬む習性がmalinoisにはありますから、初めはじゃれあい的な咬むから、叱られるになり、次第にテンションが上がり、人間も犬もエスカレートして行った事が、この不幸な事故に繋がったのだと推察すれば、発見時の犬の行動の意味が納得できます。痛さのあまり叱る、騒ぐ、殴る、そして殴る手も咬み、結果両腕を咬み、外傷性ショックになり抵抗をやめ、深く咬んだ牙が太い静脈血管を切る結果になったと思われます。

犬は本気で襲ったのではなく、テンションが上がりきった結果の咬みだと説明します。
発見された時、犬は、倒れる女性を守るように身体の上に跨り、防衛姿勢をとっていたといいます。
発見されるのが早ければ助かっていたかもしれません。
不幸な事故でとしか言いようがないです。

malinois、含む、シェパード種、特に、上の動画のような、malinoisが、バイトスーツ=防牙衣を着ない人間を襲撃すればひとたまりもないのは容易に想像がつきます。

動画のknpv,で行われる競技は、顔面、頭部以外への咬捕で、いかに的確に制圧できる咬捕が出来るかが求められます。

IGP競技とは、「以前は、IPOと称号」全く違う性質のもので有りますので、犬の持つ性質も、IGPラインとKNPV含むリング競技の犬とでは、全く違います。
身体のサイズも、リングで使われるmalinoisは、比較的大きい個体が多く、IGPでは小さい個体が目立ちます。

じっくり動画を閲覧してください。
これが、MALINOIS の実力です。