覚えている人は、覚えていると思います(汗)

この強烈なロットワイラー😨ゼウスを…
後にも先にも、このロットワイラーを超える

個体は見た事が有りません。今まで、プロテクションで片袖を様々な犬種で受けて来ましたが、コイツを超えるグリップパワーをした犬は未だに、いません。
腕を鍵状にホールドして堪える事も、ジッとする事も全く出来ませんでした。
追捕も、遠距離も、引き摺り倒されまくり、立っておく事さえ出来ませんでした。
そんなこのロットワイラー、ゼウスをどうしても欲しくなり、交渉しましたが、答えはNO、
理由は、血統書を出せないのだと言います。
なぜ血統書を出せないのか?と、尋ねると、
このゼウスの血統は、旧東ドイツの国境警備犬として活躍していた後、ドイツ軍によってハンガリーに持ち込まれ、その後、ハンガリーに残され、ハンガリーでも同様に国境警備犬として活躍し、民主化されるまで、その任務は続いて来たのだと言います。
そうした歴史を持つ血統である為、血統書を出す事は出来ないのだと言います。
「国境警備犬として人間を時に殺害、黒い歴史がある為、血統を明きらかにしない」
益々、私の好奇心は燃え上がり、何が何でも欲しい、となった訳です☺️
で、あの手この手、欧州の人脈を屈指し、ハンガリーはもとより、ドイツ、ポーランド、チェコ、スロバキア、ルーマニア、イタリア、等、情報戦に打ってでて、ようやく、ゼウスと血統が被るラインを発見、
交渉を重ね、血統書も出せる個体を手に入れる事が出来ました。
実に、3年近い歳月を要した次第です。
ただのヨーロピアンロットワイラーと言うだけでなく、ワーキングドッグとして、実際に活躍している血統ラインの日本入りは、この子が初めてのロットワイラーであります。
スタミナ、スピード、パワー、どれをとっても、
申し分なし、
SSDでは、実践プロテクション=ガードドッグとして、訓練も段階的にレベルアップして行こうと思います。
来年、計画繁殖もやって行きますので、運が良ければ、手に入れる事が出来る方も、このブログ読者さんから誕生するかもしれません。
楽しみで有ります。
では、皆さん宜しくお願いします(*^^*)