命を削り、家畜という財産を死守りした最古の犬種 | 世界を旅する求犬道人 大真面目だ‼
旧ユーゴスラビア、バルカン半島で紀元前より家畜を護る犬として人間に従事して来たイリリアンシープドッグ・現在のサルプラニナッツ、と、カルストシェパードドック、社会主義国家、はたまた、ローマ軍に統治されていた時代にまで遡るバルカン半島の南スラブ人にとって家畜というのは、生きて行く為の大事な財産であり、唯一食料を得る事が出来る、命の次に大切な生き物という訳です。その、家畜を自らの命を持って死守りし、過酷な環境下、一年を通して悪天候であろうと、屋外で護畜し続ける犬が実際にいた事、日本人には理解しがたく知るよしもない、この孤独で生死を分ける闘いを天命とし生きた犬…

