実猟・国が変われば犬も変わる | 世界を旅する求犬道人 大真面目だ‼

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世界中「ヨーロッパを中心」の犬を求めて、夢見る真のスーパードックとの出逢いと、育成に、人生の半分を注ぐ我が儘男の生きざまblog

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我々の住む日本では、猪猟、に使われるのは、日本犬雑種が多く、少数でプロットハウンド、等が使われています。

諸外国と違い日本の山は険しく起伏も激しい、その為、身体小さく、小回りの効く日本犬雑種が良いとされます。

ドゴアルヘェンティーノ等の大型犬では、猪は獲れないというのが日本のハンターの中では定説です(^^;

が、果たしてそうでしょうか?

私から見ると、犬の訓練のやり方を知らない人間が、ドゴでは獲れないというのが実態、であると言えます。

獲物を捜索する嗅覚と猟欲の高い犬であれば、犬種問わず捜索は出来ます。

そして、獲物を発見して追う、止める、留める、そこを撃つ、のが、日本の猪猟の流れです。

こと、犬が咬捕するのは、駄目、というのが、行政のお決まりです。

撃つのは良くて、犬が咬むのはダメ、吠える、足留めをする、撃つ、のが、言わば日本の実猟教科書というやつです。

ナンセンスですね!
机上の正論? 公務員の机上の理想というやつです。

諸外国では、咬めない咬捕出来ない犬は獣猟犬とは呼ばないし、認めない、のが定説です。
吠えて足留めする??

なぜだ?  と、言われます(^^;

そうなんです。

日本は本当に中途半端、猟のやり方までもマニュアル化する中途半端ぶり、机上の理想論に終始して、実なる猟をやらせない仕組みを作り、なのに、有害駆除、ハンター育成、ジビエ料理の普及、等と、中途半端な事を謳う、

ならば、そんな事より、犬で咬ませない猟、撃つ、猟を主とするならば、猟銃規制をもっともっと緩和しないとハンター等増える訳が無い、

結局、ハンターが育たないのが日本の実態です。

獣をハントするのに、キレイ事などどうでも良い、

特に猪を捕らえるのに、咬捕しない犬ばかりで捕らえる事など出来ない訳で、

ただワンワンワンワン泣き叫ぶ犬よりも、実際にfightして絡む犬こそが名犬と呼ぶに相応しい訳です。

だから、咬みの弱い日本犬でも、咬みながら絡む犬をハンターは求める訳です。

これが、ヨーロッパ、南米やオーストラリア、では、力強くパワフルに咬める犬じゃないと通用しない、そのパワフルさこそが、ドゴアルヘェンティーノの真骨頂です。

ヨーロッパや南米の現役ハンティングドゴのパワフルさや、咬筋力の強さは、とても日本犬では太刀打ち出来ないレベルです。

日本犬が悪いと言っているのではなく、ドゴが使えない、と、言われることへの反論と捉えてもらえば良いです。

逆に、諸外国で、日本犬や日本犬雑種を使えば、より有効にハンティング出来る場面もあると私は思います。

要するに、犬を使う人間のトータルなセンス、こそが、犬種関係なくハンティングには大切だという事です。

南米や、中東では、グレーハウンドやグレーハウンド雑が、主流、グレーハウンドが追い、咬みながら絡み、ドゴアルヘェンティーノがガッチリ咬捕する、
これ、とても多いハンティングパックです。


ドゴアルヘェンティーノ、舐めてもらっちゃ困ります(*^^*)


ドゴアルヘェンティーノのパワー&グリップパワーに勝てる日本犬は存在しませんから…


※日本犬を否定しているのでは有りません。
日本犬の能力だけが通用するという浅知恵を否定しているのです。