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IPO【Internationale Prufungs ordnung】FCI国際訓練試験、
足跡追及、服従、防衛、
この三つの科目の総合点で競うのが、犬の国際訓練規定、【国際訓練試験】IPOという、全世界共通の犬の訓練です。
IPO 1
IPO 2
IPO 3
と、3つのレベルが有り、IPO3が、一番上になります。
犬の能力を競う全世界共通の訓練競技では、最高峰の訓練であり、犬の訓練競技と言えば、IPOとなります。
この訓練競技を目指し、毎年、各国で大会が行われ、代表が決まる訳ですが、欧州、アメリカのレベルは非常に高く、いかに時間を費やし訓練を積み上げて来たか、見ていて簡単に想像が付きます。
コレこそが、取り組み方の違いという大きなターニングポイント【犬を変える為の】だと思います。
私も、近年、欧州へ行く度にIPO訓練やコマンドドック訓練に参加させてもらっていますが、トップレベルの訓練士は、とにかく、犬との距離感が近く、訓練が終わり、自宅に戻っても、暇さえあれば服従訓練をしています。
訓練の中身は、伏せますが、毎回、毎度、感心しきりで有ります。
なんで、こういうやり方に気が付かなかったのかな?
と、つくづく痛感させられてしまいますが、気が付かなかったからこそ、犬を高いレベルにまで訓練が出来ていないんですね
^^;
私の場合は、犬との触れ合いが趣味であるので、競技を目指す訳では有りません。
が、常に高い次元で犬を触りたいと考えている為、高い次元の訓練には取り組みたいとは常々思っています。
1、エネルギッシュに
2、スピード感溢れ
3、意欲的に
これがテーマであり、目標、いくら競技に参加していても、悪い意味で犬が指導手の顔を伺っている様では、駄目ですね、
期待に溢れ、意欲的に、作業出来る犬じゃないと、指導手も犬も魅力は半減してしまいます。
一長一短で世界レベルの訓練能力を有した犬には簡単にはなりません。
何年も何年も繰り返し繰り返し訓練をして、ようやく世界レベルへとなる訳ですから、その労力はいかほどか?想像が付きますね^^;
しかも、普段の訓練でその能力を発揮出来ても、競技会で結果を出さないとその能力は評価はされない訳です。
なぜなら、訓練能力の安定化、が、成立してこそ初めて世界基準レベルという訳です。
この、安定化、こそが欧州トップドックトレーナーが、常に目指している基本中の基本という事にたどり着くんですね^_^
いつ、いかなる場所でも、いかなる大会でも、安定化したコントロール、安定化した犬の作業
、これが出来てこそ、一流のトップトレーナー
だと言わんばかりに、トップになる人は迷いなく取り組み、心血を注ぎ、純粋に犬と向き合っていることが見ていてよ~く判ります(*^^*)
この向き合い方、距離感が、トップになっていく人と、トップになれない人との違いだな、と、私は感じます(^^;
言うは容易く、やるは困難、
IPO、取り組む姿勢が向上へのスタートであり、高等訓練を目指す者は、何よりも大切な第一歩であります(*^^*)
続く…