雰囲気も、とても似ています。
今回、紹介したいのは、こういう事ではなく、カネコルソとドゴカナリオの酷似した部分や姿形、また、スペイン・カナリオ諸島、イタリア半島、シチリア含む、この地理上に位置する関係がこの2匹の今に、玄人達が言う、交わりのhistoryです。
カナリオ諸島、イタリア半島、これらの島々に往来をしていた人々により、この2犬種は交わっていた歴史が有ると、説明を私もこの2犬種ブリーダーから説明を受けました。
それは、何ら不思議ではない、自然な流れでのブリードであり、強い犬、逞しい犬、を、作ろうとする人々達の欲が互いに似た犬種を相互的に高めていった結果で有ろうと玄人は説明してくれます。100年前には、多くの犬種同様、カネコルソもドゴカナリオも、蓄犬団体の公認犬種でも無ければ、今みたいに明確な規定も無かったんですね(^^;
今の様な犬種固定や規定は、やはり、アメリカ人が関わり、後に、欧州、その地域の飼育者達に、犬種確立規定の重要性が説かれ、長い年月の中で、スペインとイタリアの国の特性を生かした犬種として、それぞれの国の人々が、スタンダードの純血種固定に努力して来た結果が、今の、カネコルソであり、ドゴカナリオであるんですね(*^^*)
そして、この犬種作出に大きく関わった犬種が、↓
特に、カネコルソは、その色が強く引き継がれていますね(*^^*)
まさに、カネコルソは、ナポリタンマスチフのハイブリッドとでも言いましょうか、
弱点を克服するための過程で、作出されて来た事が、その姿形から見て取れますね(*^^*)
逆に、ドゴカナリオは、地理上、スペインの古い土着のマヨルカンマスチフやイングリッシュオールドマスチフの血液が強く表れている事が見て取れます。
そうした、地理上の事情から、2犬種良いとこどりを狙ったブリードの交わりのhistoryが、実話として存在する事は、現地に行き、玄人に話しを聞くと、十分に頷けるという訳です。
だから、カネコルソは、ナポリタンマスチフ同様、ブラックカラーもオーソドックスですが、
ドゴカナリオのブラックカラーは、FCIやメジャーの蓄犬団体には、認められていないという訳です。
実際には、ドゴカナリオのブラックカラーは、ブラックブリンドルから派生させる事も有りますが、大方の事情は、カネコルソとの交わりから来る歴史がカラーという形で、現れる、論より、証拠、という、ヤツです(^^;
信じる信じないは、自由であります(*^^*)
☆犬の作出過程で、毛色というのはウソは付けないもので有ります。
☆人間も白人同士から黒人は産まれて来ません。
☆黒人同士から、白人は産まれて来ません。