部下 その1
私には男性1人、女性1人の2人の部下がいる。
よくもこれだけ個性的な面々が揃ったなぁと思うほど
私の観察眼をそそる、この2名。
その1として男性の部下を紹介します。
彼は私より2歳年上の妻帯者。
これまで様々な職業を経験したらしく
時にはコワーイお兄さんに銃を突きつけられたことも…
そんな彼の今、一番怖いものは”鬼嫁”である。
この鬼嫁、旦那の職場が堅いものであることを理解していないらしい。
午後になると10分おきに彼の携帯電話に鬼嫁からの着信がある。
商談中にも関わらず、である。
そして、精根尽き果てた彼は多くの仕事を残しながら
(おーい、まだ仕事残ってるだろという私の心の声を無視しつつ)
午後9時には帰宅の途につき
朝は遅刻ギリギリにしか会社に来ない。
いったい家で何してんだか…
やる気はあってもこの家庭環境はいかがなものか。
毎日、内助の功の大切さを見せ付けられる
中間管理職である。