31歳になりました君、あとひとつき寝れば、二十五歳、深く自愛し、そろそろと路なき路にすすむがよい。 そうして、不抜の高い塔を打ちたて、その塔をして旅人にむかい百年のちまで、、 「ここに男ありて、」 と必ず必ず物語らせるがよい。 私の今宵のこの言葉を、君、このまま素直に受けたまえ。 「ものおもう葦」 より 31だが路なき路を進んでいこう!