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旅するように暮らしていこう

写真家大野朋美オフィシャルブログ

こんにちは。



毎年春は映画の話題作が多くでるので、

映画館に足を運ぶ頻度も一気に増えます。



そんな中、迷ったけれど、観に行った映画が

『遺体 明日への十日間』です。



私は東北に親類縁者がいないので、

2011年の震災ではすぐに東北の方々と

何かコンタクトを取るということも

ありませんでした。

年末にわずかな支援物資を持って、

ボランティアにうかがったくらいです。

(逆に東京に住む自分に向けて

多くの方からお気遣いいただきました。)



今年もちょうど一ヶ月前に

多くの方と同じように

黙祷をささげましたが、

それでも何かこう、

“悼む”というか、

手を合わせるということを

きちんとやれてないというか、

自分の心に何か“ちゃんとできていない感”

が残っていました。



そんな中、この映画の事を知り、

何かこの映画を観ることが、

私なりの追悼でもあるような気がしたのです。



映画は事実に基づいたドラマでしたが、

3月11日からの10日間、

このようなことが起こっていたのだということを

知ることができました。



私は“知る”ということはそこへ

思いを馳せるという意味で、

追悼ということに近い行為

ではないかと思っています。



これで心に決着が付いた、気が済んだ

などとは全く思っていません。

この映画を観て、益々これからも

追悼ということを

なしていこうと思いました。



映画遺体公式サイト