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旅するように暮らしていこう

写真家大野朋美オフィシャルブログ


小学3年生だったある日

班に分かれて紙芝居を作り

発表するという授業があった。



班での話し合いで、私はある提案をした。

でも班長のしゅうちゃんに反対され

却下になった。



その時は確かにそれを受け入れたつもりだった。

でも実際の発表のとき、聞いてるクラスのみんなの反応をみていて

私はどうしようもなく自分の案を実行したくなった。



それは最後にあるセリフを叫ぶというもので

結果、私の案は大うけして

クラスのみんなから、よかったと言われた。

素直に嬉しかった。



けれどその瞬間、しゅうちゃんのあの

なんとも言えない横顔が目に入った。



なんだか悪いような気がした。

私はちょっと後悔した。

そして考えた。



結果が良かったとか悪かったとかじゃない。

リーダーがNOと言ったんだから

やるべきじゃなかったのかもしれない。

そう思った。



中学生になって、部活のときだったと思う。

団体で行うことでは、みんなの和を乱してはいけないと教えられたし、

そのことに納得した。

やっぱり勝手なことをしてはいけないのだと思った。



けれど社会に出て、会社で働くようになり、

結果が全てだと教わったとき、

自分の判断は正しかったと思った。



そうやって何年かに1回くらいのペースでふと思い出しては

このことの是非の間で揺れていた。



まさか30年ほども経った今でも思い出して

ついにこうやってブログに書くとは

もちろん、あの時の自分は想像もしなかった。





そして今、おそらくあれは

YESだったと言える。



それは結果が良かったからじゃなくて、

自分で判断した行動だったからだ。





でもまだ人生は続いていく。

もしかしたら再び考えが変わる時が来るのかもしれないな。


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