『午前3時。~バンコクで出会った日本人⑪~』 | 新・旅亀の世界一周冒険活劇

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旅亀の冒険・最終章。流れる雲のようにフワフワと。明日の行き先は明日決める。そんな旅をしよう。

チャネラーの部屋の電気がついている事を知った僕達は、
狂ったかのように『いっせーのーで』を繰り返した。




そして負けたものは皆すべからず彼の部屋の前まで歩を進め、
絶対に聞きとれない筈の話し声を勿論、聞き取れずに戻ってくる。




単純な作業だが、実に奥が深くなく、それでいて面白い。




そんな事を僕達4人は繰り返していた。






















何故こうまでして、一人の男にこだわるのか。




何故こうまでして、チャネラーにこだわるのか。




それは彼の行動が常軌を逸していたからである。




噛み砕いて言えば・・・




それは彼の行動全てが“チャネっていた”からである。
※チャネる=空気が大変読めない事。




彼の辞書には空気というものがあってないようなものだ。
↑ほんと自分で書いて酷い言い方だ。。。




あればとてもじゃないが、
風俗関係者を自分の宿泊先に連れてきて、
そういう行為をするとは思えない。



たとえ連れてきたとしても、
別の宿かもしくはそういう事が出来る場所を探すだろう。




高級ホテルやビジネスホテルで、
周りの人間との関わりがないような場所であればまだ許せる。




だがここは安宿。




チャネラーの顔は完全に覚えられている。




僕たちがいる事を彼は知っている。




そんなトコロで、よくもまあ、やりおるわ・・・。




チャネラーよ。この場を借りて一言いわせてくれ。

そこまでくるともう、、、




















チャネカッコよすぎるわ!

ひょっとしてMですか?

Mでしょチャネラー!!











・・・時として空気が読めない事は、
とてつもなく問題である。




だが時として。




こんなにも面白い出来事を引き起こしてくれるのである。




いっせーのーせがこんなにも面白いのである。




チャネラーの部屋の前に行くのが、
こんなにも楽しいのである。




そうそれは小学生のとき、大いにやらかした悪戯のようだった。




旅人の中には旅をする理由の一つに、
小学生の頃の気持ちを今一度味わいたいという事も
あげているモノもいる。



まさかこんな所で小学生時代を思い出させてくれるとは。



ありがとうチャネラー。



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チャネラーの部屋に近づくラクダ氏。

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戻ってくる時、顔がいつになく真剣。
美川憲一みたいだ。。。


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聞き耳を立てているラビット白リサ。

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振り向きバージョン。

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ヤギバージョン。

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ヤギバージョン。

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旅亀バージョン。







そしてそれを見ている人がどんな表情をしているかというと・・・。













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こんな顔して見守っているのだ。
これ、ヤギです。
すっげえ悪い顔してらぁ・・・。




ああ。俺たちも本当に、空気を読んでいない。




下手をすれば外道のする行為かもしれない。




だが僕たちがいるのをわかっていて、
連れ込みを行ったチャネラーにも非があると思う。




いや、ないかも。




俺たちが完全に悪いかも。




悪いチャネラー。




でもお前の行動は。




チャネりすぎている。

















僕たちがそろそろ、
そういう行為に飽きてきた頃。










時刻は午前3時となった。










ヤギが彼女が帰る時間だと、予想した時間である。










そしてやはり、
物語は3という数字と共に何かが起こる確立が高い。











ガチャリと音を立てて扉が開いた。




続く。








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