『しりとりは“ん”で終わりません』 | 新・旅亀の世界一周冒険活劇

新・旅亀の世界一周冒険活劇

旅亀の冒険・最終章。流れる雲のようにフワフワと。明日の行き先は明日決める。そんな旅をしよう。

マラウィへ向かう少し前。

僕に一通のメールが届いた。

『今ネット見ました。
明日マラウィへ向かいます。』














このメールはカツマさんからのものだった。

僕達はザンビア滞在中に出会ったのだ。

そしてその時、マラウィ・タンザニアを一緒に旅しようと、約束をした。











↓皆様、本文に行く前にコチラをポチッとお願いいたします。
新手のアフィリエイトとかではございません。
1クリックして頂くとランキングが上がるシステムでございます。
ランクが上がると嬉しくなっちゃいます。

☆ランキングに参加してます☆

↓携帯電話用クリックはこちら↓
世界一周ランキング


↓ランキング参加してます↓
1日1クリックお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

よろしくお願い致します(/ω\)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


















メールを貰う前、
僕は先にカツマさんにメールを送っていた。

『マラウィのどこに行くか教えてください、
僕もその場所へ向かいます』

このメールを送信した事によって、
カツマさんが次に向かう地が、
僕達の待ち合わせ場所となったわけだ。










カツマさんからのメールには、続きがあった。

『あさってにはンカンタベイを目指します。
そこで待っています。』

再会する場所が、これで決まった。












僕は開いていたパソコンを閉じ、ガイドブックを開いた。

『ンカンタベイ』

確かにその地図には、そう記載されてあった。

僕は自分の体が少し震えるのを感じた。

ンカンタベイ。

なんておもしろい名前なんだ。

『ん』から始まる地名なんて、日本にゃないぞ。

そこがどんな所か知らないけれど、
どんな場所であろうが、
どれだけ道程が険しかろうが、
それだけで行く価値ある。

しりとりでンが使えるなんて、世紀のノーベル賞もんだろう。

















―――そんな訳で、
やってきたンカンタベイ。

目の前には雄大なマラウィ湖が広がる。

宿の人見知り猫達は、旅行客を避けるように木陰で眠っている。

陽気なマラウィ人たちは、湖で洗濯中だ。

僕は・・・というと。

聖なる水に浸りもせず、
昨日のバスの中で被害にあったであろう、
小便臭くなったバックパックを洗っている。

そんな中、再会を果たしたカツマさんが、僕に話しかけてきた。

『亀ちゃん、大変だね、バックパック洗うの、しんどいでしょ?』

『はい、最悪っスわ。』

『でも亀ちゃんまだマシだよ。俺なんか』



『赤ちゃんにゲロかけられたからね。
バスの中で。そしてそのまま6時間』


『ぎゃっはっはっは、マジすか?』

そう、ザンビアに至っても、マラウィに至っても、
黒人のバスは、大概強烈なのだ。




☆ランキングに参加してます☆

↓携帯電話用クリックはこちら↓
世界一周ランキング


↓ランキング参加してます↓
1日1クリックお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村