『僕の器は極小サイズです』 | 新・旅亀の世界一周冒険活劇

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旅亀の冒険・最終章。流れる雲のようにフワフワと。明日の行き先は明日決める。そんな旅をしよう。

中学3年の時、コンビニで喧嘩売ってきた1コ下のガキをシバキ倒した後に、
そいつがヤクザの息子と分かって、かなり焦った。


















高校の時、両耳の鼓膜が破れた時は、ビックリした。


















大学2年の時、柔道の練習中に左膝靭帯断裂。
今までで一番自分を見失いかけた瞬間だった。


















大学4年、バイト帰りに自分の原付がパクられたと分かった時、
あれもかなり焦った、頭が真っ白になった。
















だけどね。
















その全てを越える状況に、昨日出くわしました(旅亀基準)。



先に言っておきます。

一応被害はゼロでした。

今回は、
『人間予期せぬ状況に陥った時、
冷静になれるかなれないかでその人の器が分かるらしいが、
少なくとも僕の器は極小サイズであるという事を再認識した』
そんな話です。






7月6日早朝、僕は7時に起床し、キトのバスターミナルに向かいました。


着いたのは8時40分くらいですかね。


で、エクアドル国境のトゥルカン行きのバスを探してたんです。


したら一人のエクアドル人が『俺もトゥルカンまで行くから、一緒に行こう』と言ってきて・・・


まあ言われるがままについてったんですね。


彼はおそらく何度もそのルートを通ってるんでしょう、慣れた手つきでバスを探しだして・・・


9時10分発のトゥルカン行きを確保してくれたんです。



その後はいつものようにバックパックを預け、バスが出発するのを待ってました。









そう、出発を待つだけだったんです・・・。









でも。








腹の奴が言う事聞いてくれなかったんですね、これが。


そして出発まで20分あったんですよ。


さらにバスの前には、さっきのエクアドル人が同じく発車を待ってたんですよ。





だから僕。





すぐそこの屋台で、ご飯食べてきても大丈夫やろうと、


万が一早めに出発しても、そのエクアドル人が止めてくれるだろうと、


自分の都合の良いように考えてたんです。


ええ、食べにいっちゃったんです。


悠長に鳥煮込み定食、食べました。


ただ一つ予想外だったのは、オバチャンにお釣りがなくて、少し時間が遅くなった事。


それ以外は食べるスピードも早かったし、何よりも、それでも9時に帰ってきたんです。


10分前に戻ってきたんです・・・!!













バスがいなくなってました。













いやね、自分の目を疑うとは、この瞬間にある言葉だと思いました。


数秒後、発狂しながら意味もなくバスターミナル駆け回りましたね。


『バ、ば、バックパック!!ドンデ!!ドンデバックパック!!!』※ドンデはWHRERの意味。


使えないスペイン語を連発しながら。


人間、予期せぬ状況に陥った時に、冷静になれるかなれないか。


僕は確実に後者の方です。


皆さんはどうですか?


















その後、なんとかバスに連絡をつける事が出来、トゥルカンでバックパックを受け取るという形で、事なきを得ました。


それでも、キトからトゥルカンへ向かうバスの中、何も考えられませんでした。


もう保険手続きのことや、残りの旅をどうして過ごそうなど、そんな事で頭が一杯。


この1年で、最大に疲れた国境越えでした。


















そんなこんなで、無事、コロンビアに入国し、カリに到着。


決して幸先良いとは言えない出来事で、エクアドルの旅が終わり、コロンビアの旅が始まった。


なんだか波乱万丈になりそうだなぁ・・・。





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