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いやー。
TAME航空ってふざけてますね。
ありゃふざけてますよ。
絶対。
ガラパゴス諸島で、ムツゴロウさん並に動物達と戯れた僕は、エクアドルの首都キトに到着しました。
んで、いつものようにベルトコンベアから流れてくるバックパックを受け取ったんです。
そこまでは良かった。
機内食もまあまあおいしかったし、ドリンクも４杯くらい飲んだし。
接客もまあ良しとしましょう・・・。
しかしねあんた。
バックパックがビッショビショってどーいう事っすか！？
雨が降ってたのは知ってます！！
でもね、カバー架けてたんですよ！！
カバー！！
いや、カバー架けてる部分が濡れてるんやったらまだ分かる。
汚れや雨からバックパックを守る為にかけてるんやから。
普通の思考回路なら、そっちを上に向けて架けてない方を守るハズ。
なぜ、架けてない部分が濡れているのか。
てか、なぜ両方濡れているのか。
おい！！
ＴＡＭＥ航空！！
テキトーにすんのも大概にせえよ！！
おい！！
ＴＡＭＥ航空！！
どつき倒したろか！！！
・・・こんな風に活き込んで書いてますが、
心配性でビビリな僕は巨大企業をどつき倒せる訳もなく、
抗議する程スペイン語・英語力もない。
ただただ濡れた自分のバックパックを摩りながら、その場は泣き寝入りした。
まぁ雨で濡れた事ぐらい、笑い飛ばそう。
笑っちゃおう。
はっはっは・・・とな。
それぐらいの男になれよ！俺！！
さて。
いきなしトラブルなキトですが、はっきり言ってこの街、危険なかおりがします。
とりあえず、情報が何もない僕は旧市街のセントロに向かいました。
そこで、宿の場所を道行く人達に尋ねたのですが・・・。
皆、声を揃えて、
『この辺りは危険だからタクシーを使いなさい』
『夜の９時になったら間違いなく襲われるよ』
って言うんです。
ね？
ビビルでしょ？そんなん聞いたら。
それでも歩いていくという僕に、やれやれ困った子だ・・・みたいな表情をしながら、
一応安宿の場所を教えてくれました。
その場所というのがコチラ↓↓
グアヤキルという大通りから１本下の通りなんですが・・・
人の数が少なすぎです！！
この時８時半です。
あまりの人通りのなさに怖くなり、即効で宿にチェックインしました。
HOTEL HUASI
シングル８ドル。ワイファイ付です。
さあさあ、宿も確保出来たし、良い子は早く寝ましょうかね・・・
なんて言う旅亀じゃあありません。
親切なおっちゃんが言っていた『９時以降は危険』の意味を確かめる為、再び外に出ました。
つっても、宿の周りだけだが・・・。
すると、どうでしょう。
人っ子一人いないじゃないですか！！
なんだこの街の静けさは・・・って言いたくなります。
こんなトコ一人で歩いてたら、こりゃほんとに襲われそうです。
なんでも、この近くの丘に現代版山賊が住んでいるそうな・・・。
残念ながらそれは確かめたくありません！！
旅亀はすぐさま宿に引き返し、暖かい布団で寝ましたとさ・・・。
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