正確にはボリビア編とペルー編でごじゃります。
やから間違ってはいないのか・・・いや、冒頭を読んだ方が、まだボリビアやんって思ってはいけないので念の為・・・。
てか、そんなに読者いねーだろ。
・・・今から増える事を切に願う・・・。
―――――。
たかしとの冒険の始まりはまず、亀ちゃんの寝坊から始まった。
7時10分にロビー集合なのに、7時20分に起床。
うん。携帯の充電が、きれてたんだぞ・・・と。
たかしもたかしで、呼び起こしにきてくれればいいのに・・・草食系なので積極的に起こしに来ない。
常に受けの姿勢だ。ま、時には受けの姿勢は大事なんだが、『たかし』の場合は常に受身。
(いや、完全に俺が悪いのに、なんだこの文章。・・・言い訳するな!!)
・・・そんな訳だから、宿をチェックアウト後は二人とも黙り込んで駆け足駆け足。
かの有名な?バスターミナルの地獄の坂道をも、駆け足駆け足。
とにかくきついんだこれまた。
バックパック背負ってるから大変!
『ハアハア』言いながら、坂道をのぼる。
ラパスのバスターミナル。
この場所に到着する頃には、全身汗だく。
標高が高くて、朝は気温が低いにも関わらず・・・だ。
なんとかかんとかバスに乗り込み、この町を後にする二人。
亀 『観光してなかったけど、良~い町やったなあ。』
草 『そっすね。』
2日間だけの滞在やったけど、なんだか妙に名残惜しい。
ラパスの町はそんな風に思わせてくれる。
あばよ!!
さてさて、バスに揺られて約4時間。
ついにペルーとの国境にやって参りました。
その国境の町は今まで見たどの国境よりも汚れていて(亀ちゃん基準です)、
道はなんだか分からないオイルのようなモノで塗(まみ)れていた。
こんな国境もあるんだなあと、驚いたくらいだ。
まだまだ自分の知らない世界がある、もっともっと知りたいと思った。
ペルー入国。
約1時間くらいだろうか、この場所で道行く人を眺めた。
めまぐるしい程の人が、この道を行き来していた。
きっと、これがこの町の日常の風景なんだろう。
この町に住む人達は、すぐ隣に国境があるという事が当たり前で、
僕らが駅前に出掛けるのと同じ様に、隣国へ出掛けるのだろう。
『ちょっとボリビアへ出掛けてくる』
『夕飯までには戻ってくるのよ』
なんて会話が聞こえてきそうだ。
そんな風に考えている僕の横で、『たかし』は買ったばかりのインカコーラを、おいしそうに飲んでいた。
『コーラと迷ったんですが、せっかくなんで、これにしちゃいました』
目尻に少し皺を寄せながら、笑顔でそのように言った。
つられて僕も購入した。
不味い・・・。
暫くして、再びバスが動き出した。
バスは山間を抜け、僕等の目的地へと突き進む。
驚くことに、辺り一面広がるのは草原と連なる山ばかり。
町など一欠けらも見えない。
僕の中のペルーという国が、出来上がっていく。
ペルーってどんな国って聞かれたら、間違いなく『草原の国』と答えてしまいそうだ。
さらに時が進むこと約8時間。
僕達はクスコの町に到着した。
そして、僕はこの町で、ある人物との再会を果たすことになる。
その話は、次回・・・。
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