1週間前の水曜日
病院でした
腫瘍内科の診察室前で待っていたけど、なかなか前の患者さんが長い
いつもより待たされた
そして、診察室から出てきたのは、初老のご夫婦
ダンナさんは、車で待ってると言って奥さんがカルテの受け取りを私の隣で待っていた
しばらくすると、奥さんがハンカチを取り出して、何度も何度も目を押さえて涙を拭いていた
おそらく、ダンナさんに癌がみつかりこれから抗がん剤治療が始まるのだなと察した
目の前が真っ暗で、この先どうしたらいいか、悲しみと不安でいっぱいだろう
私も4年前の今頃、ファーストラインの抗がん剤を始めていた
43才だった
胃癌
腹膜播種
ステージ4
自分も家族も私がすぐ死ぬだろうと暗いトンネルの中にしばらくいた
でも47才となった今
卵巣にも転移して、常に下腹部に痛みがあり医療用麻薬を使っているけれど
毎日、普通に起きて
ご飯を作って
掃除、洗濯して
車でお買い物して
犬の散歩を朝晩して
花を愛でたり
ピアノを弾いたり
パッチワークしたり
テレビやアマゾンプライム観たり
生活の質はとても良いです
いまだに食べたいもの食べてます
もう
死ぬのも恐くないの
ただ、最後苦しんで死ぬのやだから、いい方法で先生にお願いしておこうと思う
担当の先生もとても好きなんだ
私よりも若いんだけどね
優秀なんだけど、ドクターらしくなくて
心の拠り所になってくれてます
私は、去年
思いきって市街地から自然のある山のほうへ引っ越したの
自然の力も不思議と吸収してると思う
治療の前の
癌宣告は一番辛いかもね
どん底から這い上がるのは本当に大変だった
でも、死を受け入れられる準備ができたら、かえって気持ちが楽になったよ
