“「リーダーシップスタイル」:100人居たら100通り” | 田村さつきの「海外就職実現への道のり」

田村さつきの「海外就職実現への道のり」

「人と仕事のマッチング」を長いこと追究しています。『グローバル人材塾』:キャリアデザイン部門エグゼクティブ兼CEOです。

◆某雑誌に掲載させて頂く予定の原稿を書いていました。
ようやく出来上がったので、ブログにも残しておこうかと、、、、
(長くなりますが、ご興味のある方はご覧下さい~)↓

“「リーダーシップスタイル」:100人居たら100通り”
~技術オタクのI君、技術を評価されチームリーダーに・・・I君人間関係に悩む~


“リーダーとはこうあるべき“ あるべき論に流され苦しんできた方も多いのではないでしょうか?

これは、IT技術者:I君のお話です。

タイプ分析から、内向感情型のI君。IT技術者の道を選び、日々励んでいました。やがて、彼の技術も評価され、チームリーダーに抜擢されます。評価された事に大喜びもつかの間、人間関係に苦しみ始めるI君。
どうやらこの業界、「デジタル土方」と呼ばれるほどに過酷な世界。技術進歩の流れが早く、技術に振り回される人が多い、開発プロセスも発展途上、失敗プロジェクトも数知れず。昨今、メンタルヘルスも業界あげての課題なのだとか・・・・・。

この組織のリーダー像に求められる資質とは?

たとえ技術が伴わなくても、人を支援したいと思うタイプの方や、人の可能性にモチベートされるタイプの方などなど、、、、

I君、本当はこの組織のリーダーの素養は十分あるのです!
なぜならば、内向型のI君、心の中ではそう思っているからです。しかし、なかなかそれを表現する事ができないタイプ。(内向感情型:秘めた情熱、調和、誠意、忍耐力の持ち主)

そんなI君が仕事でモチベートされる瞬間とは?

自分が深く信頼している人や組織に忠誠を尽くすこと。職人肌でどちらかと言えば“縁の下の力持ちタイプ”IT技術者としてチームのよきメンバーとして働くのはピッタリなお仕事だったのです。

ところが、リーダーに抜擢された途端、必要とされるスキルを表面に出す事ができない。自分が集団の先頭に立つのではなく、チームのよきメンバーとなり、誠意を尽くそうとする彼の持ち味を活かす事が出来なくなってしまいました。彼の価値観は、調和ある人間関係を求めるあまり、対立や意見の相違を人一倍気にする傾向にあり、内面にある深い思いを言葉に表す事が苦手な彼はリーダーとなり日に日にストレスが加わっていきます。

暗いトンネルの中で必死にもがいているI君。私は、タイプ分析を用いてご自身を客観的に理解する事をお勧めしました。ご自身の持って生まれたタイプを理解する事で、I君の悩みの根源と、今後、彼が彼らしいリーダーシップを発揮するためにはどうしたら良いのか?について支援させて頂きました。

内向感情型のI君のリーダーシップスタイルとは?
① 相互に協力しあえるチーム体制を作ること
② 自分の誠実さをもって他者を動機づけること
③ 批判するのではなく、まずは奨励し褒めること
④ その場の必要に応じて対処すること
⑤ 他者の善意をやんわりとひきだすこと

例えば、逆のタイプのリーダーシップスタイルとは?

行動力でエネルギッシュに周囲に働きかけてみたり、直接的なマネジメントを行い、必要であれば強靭な手段も容易くとれます。

もしも、このリーダーシップスタイルをI君がやろうとするならば、彼はきっとつぶれてしまうでしょう。

ありのままの自分を発揮で出来ずに年齢を重ねると、自分の本質を理解できないままになってしまうおそれがあります。職場で「こうあらねばならない」という圧力を感じ、自分に向いてない仕事に苦痛を感じながら続けていれば、持って生まれた才能を発揮できずに終わるでしょうし、仕事を思う存分に楽しむことも出来ないでしょう。楽しむことの出来ない仕事を20年も続けていれば、自分の能力に自信がもてないまま、ゆがんだものの見方をするようになってしまうかもしれません。
ぜひ「本来の自分」を見つけ、あなたのもてる能力を発揮してもらいたいと痛切に願います。

生き生きと働く人々が集う組織を作るために・・・

“「リーダーシップスタイル」:100人居たら100通り”が存在するという事を原点に、個々人のリーダーシップスタイルについて考えてみる時代の到来です。

$輝いている人・・・私の出逢った輝いている人たち