わたくし的「言葉と音と表現」 | 就労継続支援A型事業所 わーくぷらすin大阪

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利用スタッフFです。

 

K-POPアイドルが大好きで、動画で見たり、好きなアイドルが来日した時はコンサートにも行きます。

 

K-POPに普段接してない方は、日本人のファン層ってどのあたりかピンとは来ないかもしれませんね。

 

アイドルにもよりますが、女性アイドルならファンも女性が7~8割。その中心となっているのは10代前半小学校高学年から20代半ばのOLです。

男性アイドルなら100%近くになるでしょう。

 

なんのことはない、お笑いや演劇のファン層とほぼ同じ。

 

ま、はっきり言って日本の劇場の娯楽文化を支えているのは彼女たちなんですが。

 

K-POPも日本でのセールスは日本語バージョンが中心になっているのですが、ファンは動画どころか現地には行くし、ステージ衣装のコスプレ、ダンスのカバー、歌の途中で韓国語で合いの手を入れるのは当然といった感じ。

 

私は韓国語を韓国人の芸人さんから習っていたのですが、彼が東京の事務所に移籍されたので中途で終わってしまいました。

かろうじて簡単な表記を読んで発音ができるくらいです。

そんなレベルの韓国語ですが、それでもK-POPは韓国語で聴くほうが日本語で聴くよりずっと楽しい。

 

ここからが本題。

 

なぜに楽しいのか?

 

韓国語の音節というのでしょうか、あえて日本語表記すれば、二音三音が中心で、撥音「n」で終わったり、母音ではなくkとかの子音だけの発音だったり、促音「っ」も多いです。

 

それがリズミカルなポップスによく合ってる。

 

韓国語は文法的には日本語と非常に似通っているのですが、発音というか「音」に関しては英語に近いのです。

 

さてわれらが日本語です。

 

いわゆる七五調という一単語の発音の長さがネックとなっています。

 

勘違いされては困るのですが、言語の優劣の話ではありません。

 

向き不向きの話です。

 

加えていうなら標準語の話。

 

 

たとえば「きれい」という三音の言葉を例に。

 

これが名詞に付く場合、単語は変化せずに「な」が付いて「きれいな」となります。

もしこれが「きれな」と単語の方で変化していればリズムに乗せやすかったはず。

※英語のbeautifulは単語としては長めですが、発音ではbeauti-fulと分割されています。

日本語は単語が変化するのではなく、助詞を足していくのでどうしても長くなる傾向にあります。

 

「標準語」と限定したのは「方言」ではこの長くなるはずのものが省略さえることがあるからです。

 

地元の例を挙げると、関西弁なら「木を切る」が「木ぃ切る」

兵庫なら「木がはえている」が「木ぃはえとー」

 

朝ドラ「あまちゃん」で有名になった「じぇじぇじぇ」

…なんてリズミカル!

 

「NHK朝の連続テレビ小説」が「標準語」、

「朝ドラ」が「方言」みたいなもの。

 

発音しやすく変化させればいい、となるのが生活言語としての方言の特徴といえます。

 

話は戻って。

 

韓国語が和訳される際、できるだけ曲に乗せやすい言葉が選ばれているはずなのですが、

日本語で使われる短い音節の単語には擬態語、擬音語が多く、すなわち幼児語。

それが日本語バージョンで感じる違和感の正体だと思っています。

 

K-POPアイドルの多くは日本のアイドルよりも年齢層が高いのに、歌が日本語になったとたんローティーンのアイドルみたいになるなんてね。。

 

ついでに言っておくと、日本のアイドルの「セクシー」は「かっこいい」担当と同居していますが、「可愛い」担当とは分業になっています。でも男女問わずK-POPでは「可愛い」くて「セクシー」なタレントがゴロゴロといます。

多分にこれは日本のアイドル産業が育成型で未完成なキャラクターが成長するのを愛でる形になっているからだと思います。国内需要でマーケット展開できるだけの人口を有している日本だからできる方式ですね。

また子ども向けのヒーロー、ヒロインが超長期シリーズ化しているのとも似ている部分があります。

人口が多いとは言っても少子化の影響からは逃れられません。そこでコンテンツの長寿化が図られヒーロー、ヒロイン、アイドルから卒業しない顧客をも育成しているのです。

 

対して、韓国では従来のショービジネス型といえばよいのでしょうか、ある程度完成されている状態でデビューしています。国内需要だけではマーケットが小さくてアジア、欧米も視野に入れなければいけないからだと思います。K-POPの形態は「練習準備」期間、「楽曲の国内プロモーション」期間、国外を含めた「コンサートツアー」期間がはっきりと分けられています。

結果、K-POPのダンスカバーを動画で検索すれば人種の差がないくらいいろんな国から発信されている状態です。

実際にそんな動画に「いいね」して、twitterからスペイン語で感謝されたこともあります。

 

「ついで」が長い!(´0ノ`*)

 

言葉に戻ります。

 

わたし自身は日本語が好き。

 

でも好きだから素晴らしい、日本語が世界一とはなれません。

 

どこの国のポップスも恋愛がテーマ。

韓国語の和訳を読めば、恋愛で動く気持ちに日本と違いがないのがわかります。

 

同じ感情を文字や言葉で表現できるなら、その国の言語の力は日本語と同じと考えるのが自然。

 

世界中の言語に優劣なんてない。

 

あるのは特徴。

 

 

次回予告

「日本語の特性、日本人知らず」