お笑いに関する3番目の誤解 | 就労継続支援A型事業所 わーくぷらすin大阪

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お笑いというか若手芸人大好きFです。



3番目の誤解というか通説というか、思うところがあります。



よくある批判のひとつに「弱いものいじめ」があります。


それに応じて出てくるのが「お笑いは心温まるべきもの」という要望。



この要望は「昔の芸人はすごかった」と「すべての人が笑えるネタ」の混合型ともいいますか、


過去の断片的な記憶が、あたかも過去のすべてを代表しているかのような勘違いと、


自分が認めるあるべき姿が他の人にも当てはまるはずという勘違いの混合型。



弱い者いじめが取りざたされるのは主にテレビのバラエティー番組中で、

リアクション芸人と呼ばれる方たちがMCの芸人さんから無理難題を言われて四苦八苦する様を指して言うか、

あるいはリアクションを「役割」と捉えて、その芸人のキャラクターが活きてくるとまでは理解されてはいても、

視聴者である小中学生がまんま真似をして、その対象を引っ込み思案な同級生に求めることを危惧していうか、ですね。



ここでは理想論はさて置いて、、お笑いは日常の中の非日常がきっかけで生まれるので、通常あり得ないシチュエーションと大袈裟なリアクションで笑いが起こるのはごく普通のことという前提で書いていきます。



かって小人(ミゼット)プロレスというのがありました。成長ホルモン分泌不全で通常の成長が達せられなかった人たちが、レスラーとして戦う興行のことです。


余談ですが、僕は成人後に患った脳腫瘍のために下垂体にダメージを受けて、現在成長ホルモン他数種のホルモンの分泌が滞っています。成長ホルモンは成長期だけに必要なわけじゃなくて、筋肉や骨の維持に不可欠な分泌物なので、毎日注射で補充しています。


もひとつ余談ですが、成長ホルモンについてアメブロ以外のブログで記事を書くと、成長ホルモンの広告が自動的にupされてしまうことがよくあるのですが、実は経口摂取ができないので意味がありません。買っても無駄です。



当事者が自称しているので、あえて小人といいますが、彼らの職場を差別の廃絶を目指す日本の団体が「障碍者を笑うのは差別だ」と攻撃しテレビから姿を消しました。


えらい迷惑な話。


彼らは自分たちの動きが観客にコミカルに映ると認識した上でショーアップをした職業人です。


本当に大きなお世話。


これに倣うとリアクション芸人さんにすれば、職場を奪われるんじゃないかと戦々恐々とされているかも?



正直言うと、僕はお笑いのネタが好きなので、めったにテレビに出ない若手が出るとき以外はバラエティー番組は観てませんが。


小学生時分の記憶を辿れば、テレビを真に受ける同級生はごく一部で大半は面白いから笑うという当然の反応のみ。

いじめるような愚か者はいじめるために番組内容を利用しているのであって、手段はヒーロー番組からでもなんでも見境なく見つけようとします。料理番組からヒントを得る可能性だってあります。


批判の順序が逆、「いじめにテレビ番組を使うな」と製作者は声をあげて欲しいくらい。


観てないけど。。




主にライブで芸人さんに接しているのですが、彼らには


博士号を持つ高学歴から小卒(中学に行ってない)、


補導歴がある者もいれば、いじめられっ子もいるし、


引きこもり経験者や、


壮絶な人生経験や、複雑な家族関係を持つ人や


コミックの何巻のどのあたりのエピソードのコマか即時言い当てる特異な記憶力の持ち主や


性同一性障害者、視覚障害者、肢体不自由な人もおられます。


それぞれが自分の人と異なっている部分を武器に舞台に立っていて、周りの芸人も遠慮なくその武器を利用します。


こんなごった煮のような世界を差別の温床と思っている人がいるなら、それはたぶん無知のなせる業。


彼らは一般社会なら弱者と呼ばれるかもしれない。


しかしあの世界の価値基準の「面白いが一番偉い」なら弱者ではない。


そういう意味で特異な世界ではありますが。



僕の認識では「弱い者いじめ」という批判が的外れだとしか思えんのです。