お笑い大好きFです。
芸人ファンとして声を大にして言いたいことがあります。
一般の、特にオバちゃんがよく口にし、何度も聞いたことがあるフレーズ…
「芸人よりオモロい知り合いがいてる」
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「そんな奴はおらん‼」
確かにネタで客を笑わせることができなかった芸人さんは大勢います。
その知り合いがそのご婦人を笑わせたのも事実でしょう。
それでもアマチュアが舞台経験者に勝るなんてことはまずありえない。
比較対象ができるなら、その知り合いが舞台に立って客を笑わせることができるかどうか?
新人の芸人が通過儀礼として経験するように、会場に自分を知る者がほとんどいない状況で。
たとえばクラスの人気者のほとんどのモノマネが特徴のある学校の先生。
当然、知り合いの話す内容はそのご婦人と知り合いとの共通の知人のエピソード。
はたして、その先生や親戚の変わり者の予備知識を持たない人間が共感して笑うことが可能か否か。
否‼
つまり「フリがあってオチ」の基本的なセオリーの「フリ」の部分が省略されているから。
アイドルとかアイドル扱いされている女性芸人のネタで、一部ファンだけが笑って、他の客が静まり返っている情況は「R-1ぐらんぷり」予選では珍しくありません。
うっすいネタでも、そのアイドルのキャラで発信されると笑いになるのは、そのキャラクターをファンはよ~くご存じだから。
でも他の客は予備知識がないからただ観察するのみ。
この状況と知り合いの面白さは等質のもの。
現在では多くの芸人さんは養成校出身。
彼ら彼女らは元々が自分には笑いの素養がある、人に面白いと言われたことがある一般人。
彼らはカリキュラムが進む中で、一握りの在学中から光る才能の持ち主に出会ってしまい打ちのめされます。
それでもあきらめず卒業後舞台を重ねてネタのバリエーションを増やしていきます。
また一般人のフリートークには時間制限がありません。
対して芸人さんには舞台により1分、2分、3分、4分、5分と設定があり、制限時間を15秒超えると強制終了になります。
つまり制限時間内にエピソードを編集しなければなりません。
一般人が舞台に上がるだけでもけっこうハードルが高いのに、より笑うポイントを活かすように練り上げ、ウケなければせっかく作ったネタを捨て、少しでもウケたなら修正をかけ笑ってもらうように工夫した経験があるわけない。
その難行を何度も何年も繰り返してきた、いってみればサバイバーでもある芸人さんと、知り合いと比べるなんてありえない。
吐き出してちょっとスッキリ。。