日本では、働く女性の約6割が出産を機に退職してしまう。


その一因にロールモデルの不足がある。


ロールモデルとは「あの人のようになりたい」という、

自分にとって具体的な行動や考え方の模範となる人のこと。


職場にロールモデルが少ないのだ。



これは女性に限ったことではない。


人は誰でも無意識のうちに「あの人のようになりたい」というロールモデルを選び、

その影響を受けながら成長するという。


武道や芸能での「守破離」という考えと同じく

「まねて学ぶ」が成長の基本。



よく若者への批判めいた言葉が飛び交うが、

自戒を含めていえば

「こんな人になりたい」大人が少ないこと、また

若者がたくさんの大人と出会っていないことを感じる。



私たちが、

次の人たちからこんな人になりたいと思える信頼される大人になること。


大人が変われば子どもが変わる。


そのためには、

与えられた居場所-仕事や子育て、家族、余暇などの人生の大切なパーツを

それぞれ楽しむ。


楽しむためには時間管理やチームワークなど工夫が必要。


結果、相互に良い影響を与える。


企業や地域の活性化はこんな小さな工夫から進むと確信している。


半年間、お読みいただきありがとうございました。

ご縁に心から感謝。



平成25年5月9日付記事