所感。
これまで、平成16年からずっと愛媛の中小企業を訪問させていただく機会が数多くありましたが
よくみかけるのが、わりと多い事例として見かけるのが
経営者の方と、現場従業員の間で 葛藤・奮闘している方。
特に人材採用・総務系の方でしょうか。
人の雇用の問題は、ここ20年くらいで一気に変化しています。
男女雇用機会均等法
労働基準法
労働組合法
労働安全衛生法
育児介護休業法 などなど・・・
担当の方は、
ソフトもハードも最新バージョンに変化するべきだと気付いているのですが
まるで従業員の「権利の主張」に思われてしまいそう
上層部も現場も、働くことにおいてプロジェクトX的な20年くらい前の意識のまま
その間にはさまれて、最初は意気込んでいた担当者も
だんだんモチベーションを落としていく・・・ ああもったいない。
会社としては、
新しいモノ・情報・戦略・などなど拾っているのに
ヒトの雇用・育成に関してだけは「変わらない」のはなんでだろう、とギモンに感じることも。
ヒト・雇用に関して「変化」している会社は、
利益も少しずつ良い方向に変化してるというデータもあります。
下記は、広島の知人からのメールです。
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日本人は、「お変わりありませんか?」と、いう言葉をよく使います。
「おかげさまで」
この言葉は、
変わらないのは「良いことだ」が、前提となっています。
基本的に変化を嫌う民族のようです。
起源が、時々刻々と移動する獣を捕獲する狩猟民族とは違い、
定着して農作物を栽培する農耕民族であったという歴史的DNA
も関係しているのかもしれません。
チャールス・ダーウィンは
「生き残るのは、もっとも強い者ではない。もっとも知力のすぐれたものでもない。
生き残るのは、もっとも「変化」に適応する者である。」
と言っています。
世の中すべてのものは変化し続けます。
変化するという事実だけが不変の真実なのです。
己だけ、自社だけが、変化しないでも生き残れる、残念ながらそういう訳にはいかないのです。
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ここまで
私たちの法人も、
「結婚後のキャリ形成・働き方の変革を支援」を謳っています。
子どもたちも、
置かれる環境や人間関係が変化していくなかでどんどん成長しています。
私も、日々新たな変化にためらうことも多々ですが
変化を楽しみ、対応していくことが、
成長の基本、ワークライフバランスの基本かなと思っています