いきなりですが
日本では、赤ちゃんの頃からすでに
優劣・出来不出来、比較のレールが敷かれているんじゃないか
とふと感じました。
1人目育児はすべてが初めての経験なので、
“基準” “普通” “みんなと同じ”であることが気になります。
例えば、
「この大きさで大丈夫なんだろうか」とか
「人見知りが激しくて大丈夫なんだろうか」
「これができないけど大丈夫なんだろうか」
「習い事をさせていないけど大丈夫なんだろうか」
子どもが生まれる前に、知人から
「これを飲んでいると首が早くすわるよ、うちの子はもうすわっているよ」
(神経器官が発達するらしく?)
という食育商品の案内をいただいたけれど、
それが本当に大切なことなのか?
発達している子が「いい子」なのか?
いろいろと考えさせられました。
何を持って、成功なのかなー、いい子なのかなー、とか。
私としては、どういう環境境遇であっても
「生きる力・生きていく力」をつけてくれればと。
自立を援助できる親になりたい・・・と思っています。
このモンモンをちょっとすっきりさせてくれる
お気に入りの本があります。
- 寅さんとハマちゃんに学ぶ助け方・助けられ方の心理学―やわらかく生きるための6つのレッスン/石隈 利紀
- ¥1,260
- Amazon.co.jp
数年前にもブログで紹介したのですが、
この著者のカウンセリング講座に参加したのがきっかけで購入しました。
(この先生もオモロイ人だったので)
“やわらかく生きる”コツを
ハマちゃんや寅さんの生き方、映画の場面をひろいながら
解説している面白い心理学の本です。
心理学の本・・・というよりは、一般向けの本だと思います。
笑いながら読めます^^
「男はつらいよ」「釣りバカ日誌」は
旅行会社時代に、バスでの年配が多い団体旅行の同行のときには
必須アイテムのビデオでした。(余談)
ハマちゃんの生き方・寅さんの生き方にはそれぞれメッセージがあって
「人生には勝ち負けはない、重要なのは自分らしく生きること」
ということが紹介されていますので
少し心が疲れたときにほぐしてくれるかも。