今日、突然でしたが

地元新聞の記者さんより連絡があり、

「児童虐待について特集を組むので、いろいろと話が聞きたい」


との連絡があり、

我が家にて記者さんとお話をしました。


「なぜ私が児童虐待について?」と思う節もありますが

児童虐待には「ワークライフバランス」の概念も大きく関連していることもあり


また行政ではなく

児童虐待の予防になっている民間での取組みを知りたいと言うのもあり


参考までに、と思って声をかけてくださったようです。



児童虐待の要因と考えられるものは


*核家族化、母親の密室育児

 →一昔前なら、近くに親がいる、もしくは大家族できょうだいや親が一緒に住んでて

  育児を抱え込む環境はなかった


*男性の長時間労働

 →核家族化とあわせて父親の不在、育児の共有ができない環境

  (シングルマザーという意味ではなく、パートナーがいるのに、協力や共感がないのが問題)


*母性神話・3歳児神話

 →「母親が子どもの世話をするもの」

   「3歳になるまでは子どもは親の傍で育てるべき」

  という、昔ながらの「思い込み価値観」。

  これらの神話は何の根拠もないことは証明されています。


 ↑これに関しては、もちろん育児をする本人がそう思い納得しているので

  あればいいのですが、

  年配世代や家族からそのように押し付けられることがあれば

  それが問題。(プレッシャーやストレスとなる)


*少子化で、乳幼児と接する機会も知る機会も、自分が親になるまで無い。

 →中学・高校・大学・社会人となる過程で

  子どもと接する機会は皆無に等しい。

  ので、乳幼児の生態?を知らないまま親になる。


  昔であれば、きょうだいが多くてきょうだいやその姪・甥の世話をすることもあったが

  今は、まず、ない。


  ので、赤ちゃんが泣き止まない、育児書どおりにいかない、等

  ロジックでないことに驚く。焦る。不安。苛立ちをおぼえる。


・・・と、こんなことを話しました。。


予防策としては、育児世代への支援や相談等はもちろんのこと、


これから親になる人(若年層)、親だった人(年配者)との世代間の連携が大切

と思っています。


また、「ママのための・・・」「ママを応援する・・・」っていう子育てモノも

個人的には好きではありません。


そういう文言って、

「それ以外の人は部外者です」って言っているようにも聞こえるし

ママは子育ても家事も頑張りましょう!と余計焦らせている感じにも聞こえて。



コンカツとおんなじですよね、

親世代以上は、

「自分の時代の子育て価値観を押し付けないこと。」


「イマドキの母親は・・・父親は・・・と言う前に、声をかけてあげて欲しい。」


育児世代は、

「育児を抱え込まない、ラクをするのは悪いことではない、

 知恵と工夫で自分に余裕を持たせ、いい人材育成しよう。」

これは、仕事への姿勢と同じですよね。


と言う発信が必要だと思っています。



7月くらいに記事、掲載されるそうです。

育児世代、そうでない世代も

ぜひご一読いただきたいと思いますクリップ