こんにちは。宙凡@大連で働く人材会社の社長です。
大幅な円安が進む中、大連の対日でビジネスを展開している企業は、為替損に苦しんでいます。事業努力で捻出する何%の利益が為替変動で消えてしまっています。為替による事業収益の変動は決して経営者の責任ではないのですが、背負わないといけないものです。
そんな中、部分的な業務を日本またはアセアンにシフトしていく話が出てきます。苦しい中、逃げ出していく発想はよくないと思いますが、十分に吟味した上で、出口を探すことは当然なことだと思います。
しかし、ある社長は、仕事が日本またはベトナムに行ってしまうと、今の社員が職を失い、路頭に迷ってしまいます。そんなことは私にはできませんと豪語。
社員を守ることは経営者の責任でもありますが、その前に、会社が倒産してしまっては、本末転倒だと思います。
ダイナミックに動く世界情勢の中、
もっとスピード感のある経営が求められています。
会社とともに、痛みを耐え抜く社員こそ財産です。