中国・大連の結婚式のご祝儀 | 中国ビジネスコンサルタントのブログ

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こんにちは、大連で働く人材会社の社長の宙凡です。


5月10日に、取引先の会社の副総経理の結婚式です。

本当におめでとうございます!


日本本社の方も出席される予定で、いろいろと問い合わせを受けたので、

ここにて、中国・大連の結婚式へ参加するときの各種情報をご紹介します。

他地域も似ていると思います。


1.服装

中国の結婚式で白いネクタイをつける習慣はありませんので、礼服またはスーツに明るい色ののネクタイをつけるのがよいかと思います。

新郎は赤いまたピンクのネクタイをつける可能性がありますので、主役を目立たせるために、重ならないようにしたほうがベストです。

また、周りの皆様は基本的に自由な服装で出席されていますので、気にすることはありません。現地の礼儀作法に従いながら、日本人としてのマナーを重んじるのが海外にいる日本人の役目でもあります。

逆にあまりに自由な服装で出席されると、日本人として礼儀作法を害することになりかねません。


2.ご祝儀

祝い金に関して、一般的には結婚式出席者で最低は200元からとなります。 たとえば、大学時代からの親しい友人の場合は500元が多いようです。 取引先である場合、1000元を超えることが多く、親族の場合、2000を超えるケースも多々あります。また、ご結婚される両家の家庭の背景に応じて、祝い金の額も大幅に変動しりします。

数字的には6と8が好まれていますので、888元などの縁起のいい数字にしたほうがいいです。


3.ご祝儀の渡し方

一般的に、結婚式場の入り口に祝い金の受付があります。

赤い封筒(中国語で紅包(ホンバオ)と呼びます)が用意されおり、裏面にお名前と金額を書いた上、受付に渡せばOKです。


少人数(6-8卓)の結婚式の場合、両家は特に祝い金の受付を用意しないともまれにあります。この場合、事前に紅包にお金を入れて、新郎新婦が式中に必ずテーブルにおを注ぎに来ますので、その時に直接渡します。


日本の結婚式は最後に両親への手紙でしめくくり、新郎新婦が最後に参加者を見送りますが、中国の結婚式は最後になって、自由に流れ解散の場合が多いです。新郎新婦の親戚同士が舞台の上で集合写真を撮られたりしはじめて、参加者は自由に退席していきます。