こんにちは、大連で働く人材会社の社長の宙凡です!
何気なく妻と買い物をしていたら、最近中国で一番ホットな映画が近くで上映されていましたので、久しぶりの映画デートです。
「いずれ去りゆく青春に贈る」というタイトルで、中国で有名な女優-「趙微」による初監督作品です。
作品は130分で、青春らしく軽快なリズムで、大学時代に同じ寮の寝室に住む4人の女性にまつわる展開を描いています。
笑いあり、涙ありで、会場で湧き上がる笑い、聞こえてくるすすり泣き声の中で、観客は完全に映画に引き込まれています。
映画のストーリそのものに感動または感激しているよりは、皆それぞれ自分の青春を思い出し、過去の記憶に浸っています。
これもこの映画の成功の所以かもしれません。
この映画は軽快な青春映画でありながら、淡々としたセリフの中にいくつかの人生の哲理も埋め込んでいます。
「多くの時、私たちは愛を大事にするより自分を大事にしすぎている。もし、私たちは祖国や山、川を愛するように人を愛することができれば、青春は永遠となることだろう」
何度見繰り返しても味が出る映画だと思います。
また、90年代の中国の大学生生活を知るという意味でも、一度見る価値があると思います。