「裏切り」には2種類あると、

私は思っています。


それは「悪い裏切り」と「良い裏切り」です。


裏切りと言えば、歴史上で有名な人物として、

キリストを裏切ったユダ、

織田信長を裏切った明智光秀などがいます。

(諸説はあるようですが)


※ご参考

「裏切りで有名な人物といえば?」

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6383044.html


この人たちは、

信頼していた人を裏切ったわけですから、

「悪い裏切り」と言えます。

(もちろん、当人の言い分はあると思いますが)


また、以前に話題になった

「ライアーゲーム」というドラマでは

誰もが裏切り者だらけと言ってもよいほど

裏切りのオンパレードだった記憶があります。


※ご参考

「ライアーゲーム DVD」

http://goo.gl/QXxnhm


「ライアーゲーム コミック」

http://goo.gl/E6XgbB


これに対して、良い裏切りとはなにか。


例えば、ここでは不適切な話かも知れませんが、

麻薬の使用で芸能人が逮捕される場合、

その大半は、「身内の通報」がきっかけと

言われます。


これは、逮捕された本人にとっては

一種の裏切りと感じられるかも知れませんが、

その身内にとってみれば、

「なんとか立ち直って欲しい」という

苦渋の選択だったことでしょう。


これは、「良い裏切り」と言えます。


これは、会社にとっても同じことが言えます。


会社にとっては「悪い裏切り」と感じることでも

本当は「会社を思ってのこと」という場合も

あるのです。


これについて、裁判があります。


ある運輸会社の社員が、

「会社が他の同業者との間で

 ヤミカルテルを締結している」

などとマスコミに対し内部告発をしました。


するとその会社は、その社員に対し

「長期間にわたり昇格させない」

「意味のない雑務を強要」などの

差別的な行いをしました。


これに不満をもった社員は

会社を訴えました。


では、その結果どうなったか?


言うまでもありませんね。

会社が負けました。


内部告発を理由とする

差別的な取扱いは「禁止」されています。


※ご参考

「内部告発で30年間干された

 サラリーマンが定年退職」

http://goo.gl/j2a31i



内部告発というと

会社にとってはある意味で

「裏切り」と感じることが

あるかも知れません。


ただ、それは本当にそうか?


「会社にもっと良くなってほしい」

という気持ちがあるからこそ

それを正すために行動するのでは

ないでしょうか。


この裁判例とは別になりますが、

以前読んだ「しんがり」という本に

山一證券のある元社員の話がでてきます。


その元社員は、再就職先で

役員の不正(タクシー代のカラ請求)を発見し

それを上層部に報告したことで、

社内で干されてしまいました。


その不正を知った別の社員は


「いいなあ、

 税金取られない小遣いが毎月入るんだ」


とうらやましがっていたそうです。


ただ、その山一の元社員は、

そういった幹部の不正が

やがて組織を大きくむしばんでいくことを

身をもって経験しています。


そこで、

指摘すれば恨みを買ってトラブルになることは

覚悟の上で、上層部に報告したのです。


※ご参考

「しんがり」

http://goo.gl/nH48CF


「『しんがり』で採用について考える」

http://goo.gl/w8gYJs


さて、みなさんは

これをどのように考えるでしょうか?


私は、このような社員がいることは

むしろ、会社にとって大きな財産だと思います。


ただ、外部への通報により

その不正が大きく知られることは

会社にとってはマイナスが多くあります。


外部に行く前に、

それを社内で解決できることが、

会社にとっても、社員にとっても

望ましいのは言うまでもありません。


そのためには、

社内通報制度や相談窓口の設置などの

整備を行っておくことが有効です。


会社と社員、

一緒に良くなっていけるといいですね。

「社会保険労務士事務所ワークホリックとは?」

http://goo.gl/e5dVgz



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※このブログはわかりやすさを最優先しています。

そのため、法律等の一部の例外については 省略している場合があります。

また、すべての会社において同じパターンが 当てはまるわけではありません。

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事前に専門家にご相談の上、 行っていただきますようお願いいたします。

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