便法(べんぽう:便宜上とる手段)
朝日の社説から です。(URL固定なので、このリンクに意味はないのですが)
ただ、国連という国際舞台で米国を代表する重要ポストに、こんな便法による任命が妥当だったのかどうか、疑問なしとしません。
決して意味が分からない言葉ではありませんが、私自身使ったことがないので、とりあげてみました。お恥ずかしい話ですが、べんほうと読むと思っていたほどです。
類義語としては、近道、その場しのぎ、などがありますが、いずれも口語調なので、文章上で手抜きや恣意的な便宜を糾弾するときには、この便法が便利になります。また文脈によっては、姑息さを示唆する機能もあります。
ブログから拾ってみます。
この方が活用した特定の航空路を 便法と表現しています。どちらかというとポジティブな意味で使われています。
地域に広がるお祭りを 地域興しの便法に過ぎないのか、と表現しています。姑息であることよりも、近道であることを表現しています。
現状の道路事情では、自転車の歩道走行は 便法である、そしてそれを理解しているかどうかが雲泥の差になる、とあります。妥協策といった意味合いです。
これだけの例に目を通すと、どう使えばいいのかが見えてくるのではないでしょうか。
これで語彙を増やそうなどというのは、一時の便法に過ぎないのでしょうか。