フリッツ (fritz: 故障。通常はon the fritzで壊れている状態を示す) | そんなの日本語じゃない

フリッツ (fritz: 故障。通常はon the fritzで壊れている状態を示す)

今日のMerriam Websterの単語 です。

電化製品、機械、そして最近ではウェブサイトやサービスが機能していない状態を表すときに使われる表現です。ちょうどいい日本語が見当たらないので、カタカナとして使っていく方向で考えてみましょう。

とりあえず、今日現在、この用法でフリッツというカタカナが使われている例は見つけられませんでした。

The television is on the fritz.

これは、単純に、

テレビ、壊れてるよ。

という日本語を割り当てればいいのですが、もうちょっと言葉遊びを加えたいところです。

テレビ、お陀仏だよ。

なんていう表現があるので、これではフリッツというカタカナを導入する必要がありません。

ところが、このon the fritz、最近ではウェブ関係が止まっているとき(落ちている、って言いますよね)に使われることが多くなりました。

Paypal is on the fritz.
Hotmail is on the fritz.

これらに対応する日本語はどういうものがあるのでしょう。

ペイパルに障害。
ホットメールに不具合。

なんとも味気ありません。しかし、

ホットメール、お陀仏に。

というのは無理がありすぎます。そして、お陀仏という表現には、もう元には戻らないという意味合いがあるように思います。そこで、

ヤフー、一時的にフリッツ状態に。
ちょっと、MSN、フリッツになっているんじゃない?

というのはどうでしょう。障害、不具合よりも、表情豊かな表現ではないでしょうか。バグやハングがカタカナとして通用しているのですから、(特にネット関係では)それほどの飛躍はないように思います。

公式に使う前に、お手元の機械が故障したとき、

なんだよ、フリッツだよ。

とつぶやく癖をつけると、抵抗が減っていくのではないでしょうか。