薬漬けの国、日本、アメリカ。

ちょっとした病気にも薬である。

薬漬けにされた親から生まれた子どもたちは健康だろうか?
免疫力も自然治癒力も普通にあるだろうか?

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医療が問題になっている。
病院の数、医者の数、診療代、薬代、保険が問題になっている。

わたしは小さい頃、体が弱かった。
胃腸も弱かった。よく下痢をした。風邪をよく引いた。おなか、耳、腎臓と弱く、よく熱を出した。
風邪でペニシリンの注射を打たれたことを覚えている。
何度もあった。

体が弱いのを自覚していた。

上の学校へ行き、体育会に入り、山へ登るようになった。
トレーニングがあり、走ったり、腕立て伏せ、肩車での屈伸、腹筋をした。
そして季節ごとに山に登った。

いつのまにか体が強くなっていて、運動神経ばかりでなく、胃腸も強くなったのを感じた。
社会人になり、タバコも吸ってみたが、喉が弱いらしく、体に合わないと思っていた。

ある病気になり、抗生物質を飲み続けたことがある。
1年くらいしてからだろうか。体が参ってしまい、胃がやられた。
それから食事療法を医者に命じられ、数ヶ月、続けた。
そして胃は治った。

その頃からだろうか。
ケミカル(化学物質)は人間の体によくないのじゃないだろうかと思い始めた。
コカコーラを飲んだ翌朝の寝覚めがよくないのである。
お酒を飲んだ翌朝の気分と似ていて、元気が出ないのに気がついた。

病気が治ってから、抗生物質を体から抜こうと考え、一切の薬をできるだけ飲まないようにした。
風邪を引いても、できる限り抗生物質や薬を飲まずに、レモン、ハチミツ、ニンニク、オレンジジュースなどで治すようにした。 タマゴ酒飲んで服を着込んで寝て、汗を出して治したことも何度かある。
どうしても仕事の都合でひどい風邪を治さないといけないときは、薬を半分に割って飲んだりした。
それでも、久しぶりの薬の効き目は一発だった。

冬は10℃以上はコートを着ないように我慢した。慣れると、10℃以下でもコートなしでもよくなる。
(エアコンについては立花隆氏や曽野綾子女史が使ってないと書いている)

薬を飲まなくなり、できるだけソーダ類も飲まなくなってから、病気をしなくなった。
風邪もひきにくくなった。

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亡くなった父が以前、病院で貰ってきた薬を飲みきれずに、いっぱい溜めていたのを見たことがある。
病院へ行けば、何がしかの薬を貰える。
薬があって普通の社会である。

では、薬はあるけれども、積極的には使わない社会ならどうか。
薬を飲み慣れた人たちは、薬がないと安心できないかもしれない。

わたしは、人間には自然治癒力や免疫力が備わっていて、薬や化学物質をできるだけ避け、自然の物を使うようにすれば、自然治癒力や免疫力は高まるのではないかと思っている。

化学調味料やソーダ類、人口着色料、人口甘味料も化学物質である。

人間の自然治癒力や免疫力が高まれば、病気になりにくくなり、医者にかかる回数が減ってくる。
医療費や保険料も減ってくる。

医療費や保険が問題になっているいま、国や厚生省も薬漬け医療からの転換を研究すべきではないだろか?
それとも製薬会社の利益のために、せっせと薬を使って貰うのがいいと思っているのだろうか。