DDT24年6月5日新宿FACE大会にてKO-D無差別級選手権試合が王者上野勇希選手vs挑戦者高木三四郎選手で行われましたね。試合は序盤レスリングの攻防からショルダータックル合戦。髙木選手は中村圭吾選手にプラスチックケースを持ってこさせるも松井幸則レフェリーが厳格に反則のカウントを数えて使えず。戦場が場外に移るとロビーで乱闘。さらにカウンター席でエルボー合戦。上野選手は髙木選手の体にイスを置いてダブルニーも自身もダメージを負い両者ともカウント19ギリギリでリングに戻る。上野選手が場外めがけてムーンサルトアタックを敢行。リングインしてフロッグスプラッシュも髙木選手が剣山で阻止。上野選手は髙木選手の背部にフロッグスプラッシュ。死んだふりをしていた髙木選手は蘇生してラリアットで再び場外へ。今度はステージ席のフロアに移動し髙木選手がブレーンバスター。戦闘用チャリンコドラマティックドリーム号を投入した高木選手だが誤って松井レフェリーをひいてしまい失神。レフェリー不在の無法地帯のリングに髙木選手はチャリンコを持ち込みひこうとするも上野選手がかわす。ここで木曽大介サブレフェリーが入って制止するも髙木選手は木曽レフェリーをチャリンコに乗せて上野をひかせる。勢い余って木曽レフェリーは場外転落。またまた無法地帯となり髙木選手がプラスチックケースで殴打。上野選手もやり返し次はプラスチックケースチャンバラ&ラリアット相打ちで両者ダウン。ここでようやく松井レフェリーが復活。上野選手はシャイニングウィザード&フロッグスプラッシュとたたみかけるも髙木選手は投げ捨てひまわりボムからストーンコールドスタナー4連発。さらに雪崩式でストーンコールドスタナー、ラリアット連発で追い込む。上野選手は背中にドロップキックを見舞うとラリアット掟破りのシットダウンひまわりボムそしてBMEを決めて勝負を決め5度目の防衛に成功しましたね。上野選手は試合後僕はDDTが大好きです。髙木さんDDTと出会えて人生が変わりました。髙木さんとこうやってボロボロになるまでタイトルマッチできてまた一つKO-D無差別級チャンピオンとして人生が変わりました。僕がKO-D無差別級チャンピオンとしてみんなにもっと夢見せていきますからいつか東京ドームやりましょう!とマイク。髙木選手は上野ホントに強くなったよ。今日MAXで挑んだけどダメだった。また必ずやってやるから。何度でも。休養して這い上がってやると話していましたね。ここで髙木選手はMAO選手をリングに上げると2009年からDDTは両国で新時代を迎えた。そこから15年だよ。両国から武道館武道館からステップアップして東京ドームまで行くって言った。でもその夢はまだ叶えられそうにない。でも15年経ってお前たちなら世間に届けられるすげぇ戦いを両国のメインでできるはずだ。だから新しいDDTを見せてくれ。あとは任せたと言うと上野選手&MAO選手と握手を交わして退場。 初の両国でのメインの舞台に立つMAO選手は髙木三四郎があまりにも斬新な試合をしていたせいでDDTのプロレスラーになってこんな面白いことをやり続ける大人になりたいと思ってここにいます。ほどほどに楽しく頑張ってきたMAOですが上野勇希がこのベルトを巻いて一番近くで大変な思いをしながらDDT引っ張り続けて。こんな頼りになるチャンピオンになる過程を見て俺の意識は変わって今ここにいるんだよ。上野勇希が頑張ってくれたから俺も頑張ろうと思って。DDTUNIVERSAL&KING OF DDT頑張ってここにたどり着いた。俺は髙木三四郎と上野勇希のおかげでここに立ってるんだよ。こんな楽しい人生を歩ませてくれてるのはこの2人のおかげ。髙木さんじっくり体を休めてください。俺たちがステップアップして両国。DDTで武道館も立ちたいな。そして最後はもちろん東京ドームの駐車場で髙木三四郎をひくんだよ。元気に帰って来てください。今年の両国のメインは俺たちに任せてくださいと思いの丈を吐露していましたね。この日の結果を受けて両国でのビッグマッチのメインは上野選手とMAO選手によるサウナカミーナ同門対決となったが上野選手はKING OF DDTトーナメント優勝者に対する上野勇希の挑戦でもあるから。MAOちゃんから始まったものもいっぱいある。負けへんよと王座死守を誓った。MAO選手は上野勇希がデビューして2戦目の相手が俺。ここ新宿でシングルやったのをすごく覚えてる。時を経て両国のメインで2人で立つなんてあのときは想像もつかなかった。俺にとって両国のメインは一つの夢の集大成。その相手が上野勇希。あんな素晴らしいチャンピオンは俺が見てきたなかでいない。そんな上野勇希に両国のメインで挑めるのはすごく夢がある。俺のドラマティックドリームをやりまくる!と武者震い。 一方王座奪取ならなかった髙木選手は勝機は2回あったのに。絶対勝ったと思ったのにあの野郎返しやがった。でもなんか清々しい気分です。いろんなことがオーバーラップして。2009年の両国でHARASHIMAがチャンピオンで。飯伏幸太とワンマッチ興行で新木場でやって勝ったほうが両国メインという。なんかアレと似たものを感じてて。飯伏幸太とは全然違う上野勇希だった。MAOはKING OF DDTを勝ち上がったし。2009年の俺とザグレートサスケさんの両国の試合を見て彼はDDTに入ろうと志願したわけで。俺のなかでは勝手にいろんなドラマを作って勝手に俺のなかでやってるから。あとはお客さんに勝手にあの2人に感情移入してそれをもっと広げてもらえれば…と両国のメインを託す上野選手とMAO選手に期待を寄せていましね。果たして期待を寄せた2人がどんな戦いを見せてくれるのかに今後注目したいと思いますね