全日本プロレス24年5月29日後楽園ホール大会にて三冠ヘビー級選手権試合が王者安齊勇馬選手vs挑戦者宮原健斗選手で行われましたね。試合は序盤から場外戦での鉄柵攻撃や頭突きDDTと王座返り咲きへなりふり構わぬ宮原選手に攻め込まれる苦しい展開からスタート。だがエプロンの攻防でパイルドライバーを狙われた安齊選手は巧みに体を入れ替えて飛龍原爆固めで投げて大ダメージを与えて反撃に成功し一進一退の攻防に持ち込んだ。 その後はエルボーの打ち合いなど文字通りの消耗戦に突入。安齊選手はブラックアウト(ヒザ蹴り)狙いで走り込んできた宮原選手にクルリと飛び付くとフェースロックで締め上げるなど追い込んだ。20分が過ぎたところで宮原選手からラリアートを叩き込めれシャットダウンスープレックスの形で捕まる。しかしこれを脱出すると打点の高いジャンピングニー2連発に原爆固め。さらに必殺のギムレットを狙ったがこれは脱出されてブラックアウトで反撃を許す。続いて猛攻を受けた安齊選手だが致命傷となるシャットダウンスープレックスだけは許さない。そしてブラックアウトをジャンピングニーで迎撃すると今度は背後からジャンピングニーを叩き込んで動きを止めおきて破りのシャットダウンスープレックスで宮原選手をぶん投げる。最後はジャンピングニーからギムレットとつなぎトドメを刺しましたね。死力を尽くして防衛を果たした安齊選手は3冠防衛したぞ!と絶叫。札止め1355人の観客で埋まった後楽園ホールが興奮のるつぼとなる中今日勝ったけどあの人を超えたなんて全然思っていない。それだけあの人はすげえから。ただ追いかけてきた背中に少しは近づいたかなと話し拍手を浴びる。さらに俺はまだまだこのベルトを手放したくない。このベルトを…と話していたところで現れたのが鈴木秀樹選手。4日のCC最終公式戦で敗れている鈴木選手にリング中央で無言でにらまれ肩のベルト越しに押され挑戦の意思を表明された安齊選手は誰が挑戦者だって受けてやると宣言した。 さらにその後タッグパートナーの本田竜輝選手に加え世界ジュニア王者のライジングHAYATO選手·綾部蓮選手も登場し共闘を誓い今まで散々新時代だ新時代だ言ってきたけど今この瞬間が時代が変わる一歩目だよ。みんなが見たことがない景色や想像できないことを俺たちが起こしていくから見ていてください俺との約束ですと呼びかけ拍手を浴びましたね。果たして新しいチームでどんな新時代を築いていくのかに注目したいと思いますね